2023.08.29 [ その他 ]
文化財パトロールで県立歴史館に行ってきました
こんにちは。北信教育事務所のタパです。
文化財パトロール報告第1弾をお届けします。
文化財パトロールは、県内の国・県指定の文化財が適切に保存及び活用されているかを年1回現地で確認するものです。
県の文化財保護指導委員が文化財の管理者、地元市町村教育委員会及び教育事務所担当者の立ち合いのもと実施しています。
今回は、県立歴史館にお邪魔しました。
県立歴史館には行ったことがある方も多いと思いますが、「県立歴史館は、長野県の歴史・文化の拠点として、考古資料、文献史料(古文書・行政文書)、その他の歴史資料を収集・整理・保存・調査研究し、展示及び閲覧等により県民に公開・情報提供するとともに、県民の文化財に対する理解の促進や歴史学習を支援する役割を担うことにより、県民の教養と文化振興の向上に寄与する。」(県立歴史館ホームページより)施設です。
こちらには3件の重要文化財を含む多くの貴重な文化財が保管されています。
まずは遺跡の出土品などの確認を行いました。
文化財パトロールでは、通常の保管状況を確認することが大事ですので、普段は職員しか入れない収蔵庫に特別に入れてもらって調査します。
特に貴重な文化財が収められている特別収蔵庫で厳重に保管されている文化財の現物を見せてもらい、保管状況を確認しました。
次に行政文書の書庫に向かいました。
ここには、「長野県」ができる前の明治以前からの特定歴史公文書が収められています。
高い天井まで届く棚が何列もあります。
特に初期のものは、県宝に指定されています。
「長野県」の成立に関係する明治以前からの特定歴史公文書も保管されています。
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