林務課のロコです。
８月１日、佐久市にある「望月少年自然の家」で長野県みどりの少年団交流集会が開催されました。
全県から代表の少年団が参加する交流集会です。
７月２６日に長野管内の少年団の交流集会は終わりましたが、全県の交流集会のお手伝いに行ってきました。

県内各地から１４の代表少年団が集まりました。
まずはみんなで仲良くなろう！ってことでいくつかゲームをしました。
印象に残っているのは２つ。
１つ目は、言葉を使わずに相手に誕生日を伝えて、順番につながって円になるというゲーム。
ジェスチャーや拍手を使って相手に誕生日を伝えるところが面白かったです。
２つ目は、ファイブタッチというゲーム。
班ごとに円になって、拍手とタッチを繰り返し、できたら座るという単純なゲームなんですけれど、チームワークが試されるゲームなので盛り上がりました！

仲良くなったところで、お昼づくり！
火おこしから学びます！
小さな小枝や松ぼっくりを集めて火をおこし、薪に火を移します。
みんな真剣そのもの！（お昼がかかってますからね～）

中学生や６年生がリーダーとなって、３，４年生と協力していました。
みんなで作ったカレーは最高！みんなしっかり食べました。
キャンプの時より、すごく早くできたし、協力してできたと
引率の先生方もびっくりしていました。
火をおこすためのコツと班の協力、とっても大切なんですね。

お昼を食べたら、午後の活動に。
森の中を歩いて「つながりさがし」をやりました。
一番最初はオオバコの葉っぱ、よーく見てつながっているものを探します。
「葉っぱが緑だから緑色つながり」
「虫食いがあるから虫食いつながり」
「ギザギザだからギザギザつながり」
「葉脈がまっすぐだからまっすぐつながり」
「なんだかきのこの形してるから、きのこの形つながり」
子供たちの発想はすごい！
同じオオバコの葉なのに、いろんなつながりを見つけます！
オオバコの葉と〇〇つながりで次はこれ・・・
選んでファイルに挟みます。最後のつながりをみんなに当ててもらうのです。
写真は発表しているところ。

「さあ、最後のつながりはなんでしょう」
「はい」「はい」「はーい」
たくさん手があがります。
「〇〇つながりだと思います」「正解！」
みんなで拍手！！
引率の先生方も、「すごいね！」「よくわかったね」「確かになぁ」と
一緒になって楽しんでくれました。
すると不思議不思議・・・
自然を見るとき、勝手につながりを探してる！
「これ〇〇っぽいね」「色が〇〇と似てる‥」
自然を観察する力がぐぐっと上がった気がするのは私だけでしょうか！

最後はバードコールづくり。
私が担当していた８班は、今日の１日でとても仲良くなりました！
最後の活動ではちょっとさみしそう。
「これで終わっちゃうね・・・楽しかったなぁ」
「いいチームワークだったよね、一番じゃない？」
「今日来て楽しかった、友達できたから」
班長やらせてもらって、こんなうれしい言葉はありません！
自然のなかで、みんなで仲良くなって、楽しかったね！

「ロコさーん、ありがとう！写真とって！」
「はいよ！」「イエーイ」

私も本当に楽しかったよ！ありがとね～
みんな元気に帰っていきました。

私も子供が３人いる親ですが、今の時代、
自然のなかで思いっきり動き、観察し、声をだす。
５感をフルに使う体験はさせたくてもなかなかできません。
10代のうちに、たくさんたくさんそういう体験をしてほしい。
改めてそう思った1日でした。