長野地域振興局総務管理課KBです。
1月5日の信濃毎日新聞の第1面に掲載されましたのでご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、「弥生前期の土器 長野で大量出土」のニュースがありました。
長野県埋蔵文化財センターの2013年からの長野市篠ノ井塩崎にある塩崎遺跡群(弥生時代から平安時代に至るまで多くの人々が住み続けた集落跡)の発掘調査により大量の土器が出土していましたが、その土器が長野県内、中部、関東では出土が少ない弥生時代前期(紀元前3、4世紀頃)の遠賀川(おんががわ)系統の土器だそうです。しかも、素材などから、塩崎で作られた物が多いとのこと。
写真提供:(一財)長野県文化振興事業団 長野県埋蔵文化財センター
遠賀川系統の土器とは、福岡県の遠賀川沿いで最初に見つかった弥生時代前期土器のことだそうです。
弥生時代に、福岡から長野へ、土器が持ち込まれただけでなく、どうやってその技術が伝わったのか、不思議ですね。
写真提供(一財)長野県文化振興事業団 長野県埋蔵文化財センター
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
長野地域振興局 総務管理課
TEL:026-234-9500
FAX:026-234-9504