皆さん、こんにちは。林務課のBSです。このところの暖かさで桜の蕾もほころぶなど、いよいよ本格的な春の訪れを感じるこの頃ですが、皆さんいかがお過ごしですか。
さて、今回は県長野合同庁舎の施設の一部(玄関・エレベーターホール、県民ホール及びパスポート窓口)を長野県産の木材(県産材)で木質化した話題をお届けしましょう。
今年度、県では新たに森林づくり県民税を活用した「木づかい空間整備事業」により、民間施設などの改修を行う際の、県産材による木質化を支援してきました。
そんな中、県施設でもモデル的に自ら積極的に木質化に挑戦しようと、合庁施設の一部を北信地域産のスギとカラマツで木質化を行いました。
まず、玄関以下3箇所の壁面は、来庁者の目線が自然と木材を眺めることのできるよう、床からの高さ1.8mまでスギ材を貼り付け、柔らかで温かみのある空間を作りました。
また、パスポート窓口は、カラマツの集成材で製作したカウンターに入れ替え、コロナ禍に対応するための衝立もカラマツ製にするなど、これまでのスチール製などとは異なり、木のぬくもりを感じる落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
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パスポート窓口の女性職員に感想を聞いたところ、「木の香りに包まれた空間がとても新鮮で、まるで合庁で仕事をしながら森林浴をしているみたい…」と大いに喜ばれています。
また、木質化した壁面には、森林税や県産材を活用した木質化であることを紹介したサインを取り付け、さりげなく普及啓発を図っています。
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