まわりの木々も紅葉の気配が漂い、実りの季節の真っ只中。美味しい食べ物が沢山頂ける信州の自然の恵みに、幸せ感じる農政課のゆうこりんです
さて、突然ですが、このイカツイ鉄のかたまりって何だと思いますか?
答えはコンバイン。
米の収穫時期に、田んぼで稲刈りから脱穀までを一台でやってのける、あの農業機械の内部なんです
刈り取られた稲は、チェーンを通って整然と円柱状のドラムに向かい、ドラムは回転しながら爪のようなこき歯で籾粒をこき落とします
こちらがそのコンバイン。
5条刈りと呼ばれる大型なものです。
最初の写真は、この側面の囲いを外したことろだったんです!!
大忙しだった秋の収穫を終え、内部の掃除やメンテナンスをしてもらい、来シーズンに備えます
今、まさに県産の新米もどんどんと出てくるシーズン
日本人の主食と言えばやはり”白いご飯が基本“ですよね
長野県では、県内の美味しいお米を是非皆さんに食べて頂きたくて
「原産地呼称管理制度(認定米)」という制度を設け、稲作農家さんに美味しく且つ安全なお米を生産してもらっています
農薬や化学肥料は普通の栽培の半分以下。それぞれ2回の書類と現地審査をくぐり抜け、 最終審査として、“違いのわかる” その道のプロの方々に実際にご飯を味わってもらい、合格したものだけが「認定米」になれるんです。
こちらが食味審査の様子。
後ろにずらり並んだ炊飯器に、審査を受けるお米で炊いたごはんが入っています。水加減も統一し、同一条件で炊いたものを、10人の専門家が順番に真剣に吟味していきます。この審査をパスしたものが晴れて認定米となります。
栽培管理から保管、精米、そして食味などなど・・・。農家さんの技術と努力が詰まり、お客さまのお手元に行くまで管理がゆき届いた、まさしく粒ぞろいのお米たちなんですね
白いご飯は勿論のこと、季節柄、きのこや栗と炊き込んだたきこみご飯も、旬を楽しめていいですね。
お米って、何てバリエーション豊かな主食食材なんでしょう!
この赤い「長野県原産地呼称管理委員会・認定」のロゴマークが認定米の目印です。
認定米についてのサイトはこちら⇓です。
http://www.pref.nagano.lg.jp/nogi/ninteimai.html
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