2025.10.15 [ 長野地域の【林業】 ]
林務課のペーパーレス化の取り組み
こんにちは!🌳林務課のNYです。😊
長野県では、県の組織風土改革を目的として、
令和5年(2023年)から「かえるプロジェクト(通称:かえプロ)」がスタートしました。
このプロジェクトでは、職員が前向きに働ける職場づくりを目指し、
さまざまな改革が進められています。🌞
その中でも注目されているのが、DX推進によるペーパーレス化です。
業務の効率化や環境負荷の軽減を目的に、
紙の使用量を減らす取り組みが県全体で進められています。
今回は、当課のペーパーレス対策の担当者である私が、
これまで取り組んできた内容の中から、
特に効果があったと感じている2つの事例をご紹介します。
事例① 紙の回覧からデジタルへ!Teamsで連絡事項を共有🌐
これまで、課内の連絡事項は紙の回覧で行っていましたが、
「もっとエコで効率的な方法はないか?」という声を受けて、
Microsoft Teamsの掲示板機能を活用することにしました。
実際の活用例として、下の図のようにTeams上で掲示した事例をご紹介します。

この取り組みによって、紙の使用量を大幅に削減できただけでなく、
情報の共有もよりスムーズになりました。欠席者でも後から内容を確認できるようになり、
何度でも見返せるというメリットもあります。
ただし、紙の回覧のように「全員が確認したかどうか」を把握すること
が難しいという課題もあります。そのため、重要な連絡事項については、
Excelで確認表を作成し、掲示板に添付するなどの工夫をしています。
事例② 印刷量の「見える化」による意識向上📊
林務課では、ペーパーレス化の一環として、コピー用紙の使用状況を毎月集計し、
経年変化や前月との比較をグラフ化してMicrosoft Teamsの掲示板に掲示しています。
これにより、職員一人ひとりが「どれだけ印刷しているか」
「どの月に使用量が増えているか」を視覚的に把握できるようになりました。📈

特に印刷枚数が多かった月には、今月は使用量が多めだったことを掲示板で伝え、
両面印刷や裏紙の活用を促すようにしています。こうした声かけを続けることで、
「この印刷、本当に必要かな?」と一度立ち止まって考える習慣が、
少しずつ広がってきたように感じています。
また、Teamsで共有しているので、誰でも過去のデータを簡単に振り返ることができ、
課内全体で「どうすればもっと減らせるか?」という前向きな意識づくりにもつながっています。
紙の使用量を見える形にすることで、
職員自身も「ペーパーレスに貢献できている」という実感が持てるようになりました。
⇒取り組みの成果🌾
こうしたペーパーレス化の取り組みの結果、令和6年度の年間コピー用紙使用量は、
前年度比で約28%削減することができました!
おわりに
以上、林務課でこれまで取り組んできたペーパーレス化の事例をご紹介しました。
どれも特別な設備や大きな予算を必要とするものではなく、
日々の業務の中でできる小さな工夫ばかりです。
こうした小さな取り組みでも、地道に続けていくことで
確実に成果につながることが分かりました。
また、「紙を減らす」だけでなく、「働き方を変える」ことこそが、
かえプロの本質だと感じています。
ご興味のある方は、ぜひ実践してみてください!
一人ひとりの行動が、ゼロカーボン社会の実現に向けた大きな一歩になります。
一緒に、持続可能な未来づくりに貢献していきましょう!
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長野地域振興局 総務管理課
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