2012.06.01 [ 下伊那/巡視員 ]
3年目の「八十二の森活動」で林内がすっきりしました
<森の巡視員だより>
大平峠県民の森は新緑の最も美しい時期を迎えています。
5月26日(土)に、一昨年から始めて通算5回目の「八十二の森」活動が八十二銀行主催により、森の持ち主の財産区や、飯田市や県の職員等、総勢100名程が参加をし開催されました。
昨年よりもさらに多くの皆さんが参加してくれました。
こぶしを上げるかけ声は「大平峠県民のもりー!」。
掛け声で気合いが入ったところで作業に向かいます。
この日の主な作業はササ刈りと見通しを悪くしている低木の伐採です。
大平県民の森で一番の展望スポットである「夏焼山(なつやけやま)」頂上付近と、誰でも気軽に散策を楽しめる「コケの沢コース」方面の二手に分かれて作業開始です。
森を訪れる皆さんが気持ちよく安全に散策して、景色を楽しめるようにササ刈りをします。
夏焼山登山チームは作業場までの山登りが一仕事ですが、2年連続の女性参加者が多く、登山の疲れも何のその
皆さん手際よくバリバリと作業を進めます。
作業後の様子。ササ刈りによって散策路が広く気持ちの良い道になりました。
作業後に頂上で一服。
夏焼山頂上での展望。共に3千m峰である御嶽山(左)と乗鞍岳を望むことができます。
「八十二の森」活動で視界が開けて、さらに良い展望スポットになりました。
コケの沢方面のチームもササ刈りや道に張り出した余分な枝の切り落とし等に力を振るいました。
このように枝が張り出して狭く歩きづらくなっていた樹木園コースも・・
作業後はすっきりと通りやすくなりました。
八十二銀行の皆さんからは「作業をしながら景色を楽しめた」「継続してササ刈りをしている効果が分かった。やって良かった」などの感想が聞かれました。
この活動は県が進めている「森林(もり)の里親促進事業」によるもので、環境活動に熱心な企業の応援を得て、企業と地域の交流を深め、新しいかたちの森林づくりをしていくためのものです。
●大平峠県民の森のホームページは こちら
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