2011.10.04 [ 下伊那/治山レポ ]
ケーブルクレーン
<下伊那の治山現場レポート>
担当Sです
今回はケーブルクレーンです。
今回のこの現場
こんな感じです
何とも、道から離れています。
その距離約300m、高低差約100m
真中ヘンにオレンジに見えるのが
拡大してみるとこんな感じ
物はこれです。
結構大きいのですが、流石に距離があると小さいですねぇ
上の地図で、川に横に棒が入っているのは、今回作っているのと同様の堰堤です。
堰堤を作るには、掘るための重機や、本体のコンクリートを運ばなければなりません。
道があれば簡単ですが、無ければ他の方法を考えなければなりません。
(例えば、道を作るとか……)
今回は、ケーブルクレーンを使って作業しています。
これは、“ワイヤー”を張って、そこに資材を吊るして運ぶ方法です。
ワイヤーはこんな構造になっています
http://www.nihonkousaku.jp/images/figureKnowledge1.png
http://www.nihonkousaku.jp/knowledge1-1.html
これ、鉄でできてるんです。
傍で見ていると、正直、紐というより棒に思えるのですが……
鉄でできてますから、マヂで痛いです。
とはいえ、見ていればチャンとしなっているし、曲がっています。
今回のケーブルクレーンは3t吊
結構な重さの物が運べます。
実際、前出の重機も分解して運び込んでいます。
モチロン、小さい重機ならこのとおり
というところで、検索してみると
さて、似たモノに索道がありますが
こちらは、ロープウェイやゴンドラリフト、スキー場のリフトの事です。
基本的な構造は似ているんですが・・・・・・
別物です。
ちなみに、林業架線というのもあります。
こちらは、キコリさんが倒した木を運び出すための物です。
ケーブルクレーンと全く同じ構造の物から、リフトに似たモノまで色々です。
用途によって、色々と使い分けられます。
<本件に関するお問い合わせ先>
下伊那地方事務所林務課治山第二係
TEL:0265-53-0430
FAX:0265-23-3393
メール:simochi-rimmu@pref.nagano.lg.jp
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
林務部 森林政策課
TEL:026-235-7261
FAX:026-234-0330