信州森林づくり応援ネットワーク

あなたにちょうどいい森林との付き合い方を探す場所、それが「信州・森林づくり応援ネットワーク」です。楽しみ方を発見すれば、森林との距離はグッと縮まりますよ。信州には、森や山などの自然に魅了されている多くの人がいます。そんな人々が、きっかけのほしいあなた、つながりを求めているあなた、スキルアップしてみたいあなたをご案内します。信州の木を使った取組の話題もありますよ。

ケーブルクレーン

<下伊那の治山現場レポート>

担当Sです
今回はケーブルクレーンです。

今回のこの現場

こんな感じです

何とも、道から離れています。
その距離約300m、高低差約100m

真中ヘンにオレンジに見えるのが

拡大してみるとこんな感じ

物はこれです。

結構大きいのですが、流石に距離があると小さいですねぇ

上の地図で、川に横に棒が入っているのは、今回作っているのと同様の堰堤です。
堰堤を作るには、掘るための重機や、本体のコンクリートを運ばなければなりません。
道があれば簡単ですが、無ければ他の方法を考えなければなりません。
(例えば、道を作るとか……)

今回は、ケーブルクレーンを使って作業しています。
これは、“ワイヤー”を張って、そこに資材を吊るして運ぶ方法です。

ワイヤーはこんな構造になっています
http://www.nihonkousaku.jp/images/figureKnowledge1.png
http://www.nihonkousaku.jp/knowledge1-1.html

これ、鉄でできてるんです。
傍で見ていると、正直、紐というより棒に思えるのですが……
鉄でできてますから、マヂで痛いです。

とはいえ、見ていればチャンとしなっているし、曲がっています。
今回のケーブルクレーンは3t吊
結構な重さの物が運べます。

実際、前出の重機も分解して運び込んでいます。
モチロン、小さい重機ならこのとおり

というところで、検索してみると

http://www.weblio.jp/content/%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%B3

さて、似たモノに索道がありますが
こちらは、ロープウェイやゴンドラリフト、スキー場のリフトの事です。
基本的な構造は似ているんですが・・・・・・

別物です。

ちなみに、林業架線というのもあります。
こちらは、キコリさんが倒した木を運び出すための物です。
ケーブルクレーンと全く同じ構造の物から、リフトに似たモノまで色々です。

用途によって、色々と使い分けられます。

<本件に関するお問い合わせ先>
下伊那地方事務所林務課治山第二係
TEL:0265-53-0430
FAX:0265-23-3393
メール:simochi-rimmu@pref.nagano.lg.jp

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