2018.03.13 [ 林業総合センター ]
風通しの良い職場でありつづけるために
長野県林業総合センターです。
当センターでは、森林・林業・木材産業にかかわる試験研究と技術指導を行っています。自然相手の仕事だけに、予定した時間のとおりに物事が進まないことや、所内だけで試験研究が完結するということもないため、同じ職場に勤務している職員同士であっても、現場作業が続いていたりすれば、何日も顔を合わせないということも出てしまいます。
お互いの顔が見えないと、様々なトラブルのきっかけにもなるということで、当センターでは、職員同士が気軽に語れる雰囲気づくりとなる研修会を定期的に開催しています。
この会では、話題提供をする職員が、仕事の枠を超えて、日ごろ感じていることや自分の趣味のことなど、仕事の枠を超えた話が中心です。
この3月の研修会では、今月で定年退職を迎える職員から話題提供がありました。
今回のテーマは「1964東京オリンピックの思い出から」。
今年で60歳を迎えた職員は、当時は7歳の小学生でした。東京オリンピックは今でも鮮明な印象で、オリンピック特集となったアサヒグラフを今でも大切にされています。発表の時も折り目がついたアサヒグラフを持参しながら、思い出を振り返ってくれました。
オリンピックといえば、やはりメダルが話題になるということで、東京オリンピックで惨敗といわれた競泳競技を話題に挙げ、現在のようにオリンピックで多くのメダルを取ることができるまでになった背景を検討されていました。
ここで注目されたのが、個人の力だけでは、できることに限界があり、チームとしての能力を高めることが重要だということです。いかにチーム力を高めていくかが、メダル獲得への道だったということ。さらに、個人の力とチームの力が合わさったとしても、より良い方向へ伸ばす意識が大切だとお話しされました。
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