2018.01.29 [ 林業総合センター ]
バーチャルリアリティでの伐採体験
傍から見ていると、会議室の一角でチェーンソーを握っているだけに見えますが、目の前には実際の立木が見えていることから、臨場感はたっぷり。
今回のシミュレーションの肝は、伐採時に発生した実際の死亡事故を再現しており、実際に倒れるスピードもほぼ一緒にしてあるということ。
シミュレーションで伐採作業を行っている際に発生する事故の瞬間、首をすくめて、あわててよける人や、
伐った木が自分の方にずれ落ちてきたため、慌てて大きく後ずさりする人など、自分の身に降りかかってきたかのような疑似体験ができました。
人によっては、疑似体験でありながら、恐ろしい体験にびっくりして、心拍数が高くなってしまった方もいるようです。
私自身も体験してみたところ、まわりに気を取られていて、転がり落ちてきた木に気づかず、気づいた時には目の前を大木が貫通していました。
現実にこんなことがあれば、命がいくつあっても足りませんので、実際に作業に当たる際には十分に注意しなくてはいけないと反省した次第です。
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
林務部 森林政策課
TEL:026-235-7261
FAX:026-234-0330