＜上伊那の森林レポート＞
　高性能林業機械の導入については以前ブログでお知らせしましたが、今回は、機械の稼動状況を見てもらう場として、管内の市町村職員、森林組合関係者を対象に研修会を開催しましたので、その様子を報告します。

　まず、チェーンソーにより伐採された木をウインチ付きバックホウで作業道脇まで集めてきている様子です。

　作業道脇まで集められた木は、プロセッサ機能を使い、規格にあった長さに造材している様子です。
　決められた長さに造材された丸太は作業道脇に積上げておきます。

　作業道脇に積まれた丸太をフォワーダに積込みを行っている様子です。

　積込んだ丸太は、トラックの入る林道まで運びます。

　トラックが入る林道の各ポイントに丸太を集めておくことで、トラックが効率よく積み込み、市場に運ぶことができ経費の削減が期待されます。

　今回の研修は、高性能林業機械がどういった働きをするかを見てもらう事が目的でした、今後は、高性能林業機械を導入したことで、どれだけ生産性が向上できたかレポートしたいと思います。

PS：今回導入したハーベスタは、伐採から造材まで行える機械なので、研修会では実演も行われました。

写真を上から、立っている木を伐り、規格に合わせ木を送り、造材している状況です。

　上伊那地方事務所林務課からのレポートでした。

※「上伊那の森林レポート」のアーカイブは、上伊那地方事務所林務課のホームページ（ＵＲＬは以下のとおり）からご覧ください。
http://www.pref.nagano.lg.jp/xtihou/kamiina/rinmu/brogkoshin.htm

＜本件に関するお問い合わせ先＞
上伊那地方事務所林務課普及係
TEL：０２６５－７６－６８２５
FAX：０２６５－７６－６８２８
E-mail：kamichi-rimmu@pref.nagano.lg.jp