2013.07.16 [ 総務管理課 ]
県境を越えた広域連携「焼岳火山噴火対策協議会」
北アルプスの活火山・焼岳(2455m)の火山防災対策を推進する「焼岳火山噴火対策協議会」が、7月8日、岐阜県高山市で開催されました。
「協議会」は、長野・岐阜両県の行政機関、地元関係団体、火山専門家など合計36の関係機関・団体で構成されています。
火山は、行政区域の境界に位置することが多く、焼岳も、長野県松本市と岐阜県高山市にまたがっています。
火山防災には、県境を越えて、国・県・市をはじめ、多くの関係者が連携して取り組む必要があります。
また、いざという時に、両県の関係者が一体となって噴火対応にあたるためには、「協議会」を通じて、平常時から情報を共有するとともに、「顔の見える関係」を構築することも大切です。
先ごろ、日本を代表する活火山・富士山が「世界遺産」に登録されました。
火山は、雄大な景観、温泉など多くの恵みを与えてくれます。
焼岳も『日本百名山』の一つであり、上高地、奥飛騨温泉郷など、全国有数の観光地の中心にそびえています。
火山の恩恵を十分に享受しつつ、いざという時に備え防災体制は万全に。
めざすは「火山との共生」です。
(地域政策課K)
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