2024.06.17 [ 農地整備課 ]
木曽山用水の水桝検査に参加してきました
こんにちは、農地整備課の18歳です。
松本合同庁舎の近くを流れる奈良井川の上流で峠を越えて伊那地域へ流れる「木曽山用水」という農業用水路があります。
貴重な水を分け合うために昔から続く「水桝検査」(みずますけんさ)に参加してきましたので、レポートします。
木曽山用水は、塩尻市(旧木曽郡楢川村)の奈良井川の上流部にある白川から水を取り、伊那市側へ権兵衛峠に沿うように分水嶺を超えて、天竜川の支流の北沢山に水を運ぶための延長12㎞に及ぶ水路のことです。
水路を流れる水の分け方は厳しく決められていて、奈良井川の下流域にある、松本市、塩尻市は白川の取水口で伊那市側に多くの水を取られてしまえば、農業に支障をきたします。
逆に松本市、塩尻市側に多く水を流してしまえば、農業用水が不足して伊那市の農業に支障が出てしまいます。
そのため、適正な量の水が伊那市に流れているのか調査するために、伊那市側の上戸(あがっと)・中条(なかじょう)水利組合と松本市側の松本市奈良井川土地改良区の立ち合いのもとで毎年、水桝検査が行われています。
これが、水桝検査の様子です。
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