2014.08.16 [ 農地整備課 ]
松本地方事務所農地整備課に企業体験研修に行ってきました(その1)
○体験の目的
私たちは長野県南安曇農業高等学校・環境クリエイト科の学生です。環境クリエイト科では、安曇野の自然環境を守りながら地域の景観に適した「田園産業都市」を創るための知識と基礎的な技術を習得し、測量設計・土木施工・造園系などの関連産業で活躍できる技術者を養成することを目的としています。
今回の企業体験研修は夏休みを利用して、松本地方事務所の農地整備課では農業施設等をどのように計画・建設・管理しているのかを実際に見学して、今後の進路に役立て、併せて自己を大きく向上させるために3日間お世話になりました。
○農地整備課の仕事
最初に農地整備課ではどのような仕事をしているのか、全体像についてレクチャーを受けました。
長野県では、「水・土・里と人を結び、輝く農業・農村」を目標とし、信州農畜産物の生産を支える基盤づくり、安全で暮らしやすい農村づくり、農村の公益的機能の維持・発揮を三本柱に掲げ農村生活の安心安全を目指し、農地と農業施設と農村の社会資本の整備を行っているとのことでした。
その後松本管内のいろんな農業用施設などの見学に出発しました。
○梓川頭首工
北は穂高から南は塩尻の桔梗ケ原まで松本平一円に水を送っている梓川頭首工では、施設を設計し、建築するのに数年の時間と50億以上のお金が必要だったそうでとても驚きました。
○小水力発電所
この施設では民家近くを流れている用水路を利用して水力発電を行っています。電気不足の日本を将来救えるいい方法だと思うのでこれからも各地で増えてほしいと私は思います。
○中央管理施設
この施設は梓川頭首工や各地の水門などを一括して管理することができるそうで、緊急時などの対応全てを機械が自動で行ってくれることにすごいと思いました。
○太陽光発電所
朝日村にある太陽光パネルを利用して発電を行っている施設に行きました。その日は太陽が雲に隠れていた為、あまり発電されておらず少し残念でした。
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