2013.11.21 [ 企画振興課 ]
地域の知恵袋【芥子坊主山市民の森整備推進協議会佐藤喜男さん】
今回の「地域の知恵袋インタビュー」のお相手は、
「芥子坊主山市民の森整備推進協議会」の佐藤喜男(のぶお)さんです。
佐藤さんは、森林環境教育研究室を立ち上げ、活動するとともに森林インストラクターとしての幅広い知識を活かし、日々の活動において、森林環境教育を実践されています。
また、「芥子坊主山市民の森整備推進協議会」の会長として森林整備ボランティア活動を松本市岡田地区芥子坊主山周辺で実施しています。
この協議会は、平成20年度に設立されました。現在は、個人会員28名、団体会員3団体で構成され、月2回の会員による整備活動のほか、毎年2回、一般市民の参加を公募して森林整備を進めています。
今回、佐藤さんからは、森林環境教育などについて、以下のようなご意見、ご提案をいただきました。
① 森林づくり県民税を活用した一層の森林環境教育の推進
② 山の現状を多くの人に見てもらい、正しく知ってもらう取り組み
③ 子どもを教育する立場にある学校の先生に対しての森林環境教育の重要性
しあわせ信州創造プランでは、「森林を活かす力強い林業・木材産業づくり」において、地域ぐるみで取り組む計画的な間伐などにより、森林の持つ多面的機能が持続的に発揮される多様な森林整備を進める」こととしています。
林業は植栽してから伐採するまでに長期間を要します。親から子、孫に至る経過の中で多くの人の手を介して成長します。
山づくりは人づくりということで、小さいこどもの頃からの経験が大事であり、それには指導者側である先生たちに森林整備の必要性、重要性を理解してもらえるような支援活動を行いたいと考えています。
また、森林づくり県民税や木材の活用についても、幅広いPRを行い、多くの人に周知できるよう取り組んでいきます。
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