来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

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地域の知恵袋【塩尻大門商店街振興組合理事長 浜行雄さん】

今回の「地域の知恵袋インタビュー」のお相手は、塩尻大門商店街振興組合理事長の浜 行雄さんです。

塩尻大門商店街は、塩尻市にある市民交流センター(愛称「えんぱーく」)周辺に広がる商店街で昭和55年12月に設立されました。
大正時代から栄え、以前は衣料品販売店が数多く軒を連ねていましたが、現在は飲食業や小売業、サービス業のお店が並んでいます。組合員数は現在30です。
他の商店街同様、商店の減少、経営者の高齢化や後継者問題などに直面しているものの、イベントを通じて商店街活性化を図っています。
代表的なイベントは今年で第16回となる「ハッピーハロウィーンinしおじり」です。マスコミにも取り上げられたことがあり、県外から視察も訪れるほどだそうです。


  

その他にも、「音尻」(おとじり)という「日本一ちいさな音楽フェスティバル」が2011年から行われています。
子どもも大人も楽しめるイベントとして塩尻市民の皆さんを中心に随分と定着してきているそうです。
こうしたイベントに加えて、市民交流センターをはじめとする行政による街の再開発もあり、来街者の層が広がり若い世代も訪れるようになっています。

今回、浜さんから、商店街の課題や行政への要望について次のようなご意見・ご提案をいただきました。
① 商店街のホームページを作り活性化に寄与したいと思っています。この中でネットショップもできれば日常の売上につながっていくと思います。資金が足りないので、こういったことにも使える行政の補助金があればありがたいです。
② 商店街で行われるイベントなどについて、地元紙には取り上げられることがありますが、もっと広くPRしたいと思っています。
③ イベント時だけ賑わうのではなく、日常の賑わいにどのようにつなげていくかが課題で試行錯誤しているところです。
④ 市役所でも取り組み始めていただいていますが、権利関係が複雑な空き店舗対策が課題です。

しあわせ信州創造プランでは、地域に根ざし、県民の暮らしを身近で支える産業である商業・サービス業、建設産業の振興を進めることとしています。
商業活性化のため、地域の特性を活かした中心市街地や商店街の賑わい創出・再生の取組を支援することが必要となります。
そのために、地方事務所としても、市村や関係機関との連携、情報提供や施策研究、経営指導員による経営改善普及事業や地域発元気づくり支援金などを通じて引き続き支援したいと考えています。

■ 塩尻大門商店街振興組合
・理事長 浜 行雄
・設 立 昭和55年12月
・組合員 30(2013年4月現在)
・参考ホームページ
ハッピーハロウィーンinしおじり http://www.happyhalloween.or.jp/
音尻 otojiri http://otojiri.com/
「インタビューの詳細は松本地方事務所のホームページをご覧ください。」

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