松本市中山地区では、ウルシ林を昭和50年代から育てていましたが、中山ウルシプロジェクトを「木曽漆器工業協同組合+地元協力者+行政」が運営し、平成24年度から「漆採取」を実施しました。
平成26年にはほぼ漆採取が終了し、平成27年からは跡地にウルシを育てて、10数年後に再び漆採取を開始するために、新たな活動がスタートしました。
7月24日は、今年植えたウルシ苗木が雑草で覆われたため、「下刈り」という保護の作業を実施しました。
松本林業士会の協力も得ながら、暑い中がんばって作業を行いました。
文化的にかなり貴重な「ウルシ採取技術」を守るため、それぞれの立場で参加しています。(第67回全国植樹祭関連活動でもあります。)
注:便宜上、立っている状態のウルシを「ウルシ」、採取後の漆を「漆」と表現しています。
木曽漆器工業協同組合など15人が集まりました
ホンウルシは毒性が強いので、慣れない方は完全防護。それでもかぶれ率40%以上。
クズなどが繁茂に、つらい下刈りでした
ウルシに強い漆器職人さんは軽装でもかぶれません。
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