2014.12.09 [ イベント ]
地元のお花屋さんが出張し開催する小学生向け花育教室を紹介します
長野県は、全国有数の花き生産県です。
県や花き生産者などで組織する長野県花きイノベーション推進協議会では、県内の子ども達に、花とふれあう楽しさや大切な人に花を贈り喜ばれる体験をしながら、県内で生産される花に対する理解や愛着を深めてもらうため、地元産の切花を用いたフラワーアレンジメントや生け花の出前教室を県内小学校を対象に開催しています。
今年度管内では3校(吉田小学校・菅野小学校・四賀小学校)での開催が決定。
11月初めの某日、松本市立菅野小学校のとても元気な4年生の児童33名を対象に、フラワーアレンジメントの出前教室を行いました。
はじめに、10分ほど長野県や松本地域で栽培される花きについて勉強してから、管内の生花店(ハマ園芸㈱様)の方に講師になっていただき、約70分間、いつもよりちょっと長めの特別授業:フラワーアレンジメント出前教室が始まります。
児童もいつもより少し緊張しながら、講師の説明に聞き入ります。
この日メインに使う花は、アルストロメリアとカーネーション。
どちらも、長野県の生産量が全国1位です!
管内でも、アルストロメリアは松本市、カーネーションは松本市のほか安曇野市や山形村でもたくさん作られており、実はとても身近な花です。
カーネーションに鼻を近づけて、「わー、すごいくいい匂い!」と驚く児童たち。花に匂いがあることに気づくことが出来たことも、児童にとってはとてもいい体験になりました。
ここで、講師に紹介いただいたフラワーアレンジメントのやり方を少し。
まず、給水スポンジ(オアシス)に、はさみで十文字に線をひきます。
この線を目印に、四方(・赤)に葉物(今回はレザーファン)を挿します。
次に、中央(・黄)にスタンダードカーネーションを1本挿します。
スタンダードカーネーション4本を(。青)の4か所に、かごの縁に沿うようにそれぞれ挿します。児童もすごく真剣に、1本いっぽん心を込めて挿していきます。
スプレーカーネーションは、小さい花が沢山ついているので、花が一つになるように切り分けて、全体が丸くなるように埋めていきます。
次は、葉物を再び挿していきます。
目安は、オアシスが見えなくなるくらいしっかりと。あまり小さくせず、バランスよく。
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