2015.08.07 [ 自然・観光地 ]
北アルプスの素晴らしさに接して(その2)
山小屋監視における登山報告の第2弾です。
今回の目的地は岳沢小屋です。岳沢小屋は上高地から穂高連峰に向かう途中の岳沢
にある小屋です。
上高地の梓川右岸に岳沢登山口があります。
現在時刻8時半。この登山口の標高が1520m、岳沢小屋の標高が2170m、
標高差650m、距離にして4kmの登山の始まりです。
登山口のすぐ脇をきれいな水が流れていますが、この上流には流れがありません。
この流れはすべてここで湧き出した湧水で作られていました。
30分程歩いたところに倒木が積み重なっているところがありました。ここは、
2012年2月に発生した大雪崩で一帯の大木がなぎ倒された場所だということです。
自然の猛威を感じました。
そこから20分程上ると「天然クーラー 風穴」という看板がみえてきました。
今日は蒸し暑く汗だくになって上ってきましたが、穴から吹き出す風は本当に冷
たくほてった体を冷やしてくれました。穴のなかには氷が残っていました。
登山口から1時間ほど登ったところで急に景色のいいところにきました。ただ、
頂上付近は雲がかかって見えないのが残念でした。
標高も2000mを超え、体力的にもつらくなってきたときに、
「胸突八丁」の立札が!確かに急坂が続き胸突八丁です。
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