来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

乗鞍岳と有明山

はじめに


林務課のMと申します。


この夏、管内の対照的な名峰2座に登頂してきましたので、その山行記録を紹介します。


1 乗鞍岳



 山の日の前日(8月10日)に、北アルプス最南端の日本百名山「乗鞍岳」に登頂しました。午前6時頃、最高峰の「剣ヶ峰」を目指し、三本滝駐車場から登山を開始しました。



 30分も歩かないうちに、県の名勝に指定されている「三本滝」の入口へ着きました。



 写真には2本の滝しか映っていませんが、その左側にあまり目立たないもう一本の滝があります。いずれにしても、壮観でマイナスイオンたっぷりという感じでした。



 登山道に戻り、ひたすら上を目指して歩を進めていきます。



 この登山道は、乗鞍エコーラインを縫うように通っており、歩道と車道を交互に歩くことになります。乗鞍エコーラインと言えばヒルクライムの聖地と呼ばれ、シャトルバスとタクシーのほかに、多くのサイクリストが走っていました。



 登り始めから約2時間で「位ヶ原山荘」に着きました。これからが急登になります。



 山荘から約1時間で、剣ヶ峰の登山口に着きました。



 更に40分で「肩の小屋」に到達します。



 ひと休みしてから、乗鞍岳の最高峰・剣ヶ峰への登山を開始します。



 ここで想定外の事態が起きます。それは登山者の多さによる登山道の渋滞です。畳平までシャトルバスで来た大勢の観光客による渋滞が発生し、なかなか自分のペースで登っていけません。



 それでも、頂上直下にある火口痕の「権現池」は、美しい青色を放っていました。ちなみにこの権現池は、御嶽山の二ノ池に次いで日本第2位の高所にある池だということです。



 人の渋滞は、頂上に近づくほど激しくなり、最後の高さ数十メートルに30分以上を要しました。



 登り始めて約6時間で、ようやく標高3,026メートルの剣ヶ峰の山頂に到着しました。乗鞍岳というのは、周囲23の山々の総称であり、近隣の朝日岳、摩利支天岳にも登ろうと思いましたが、立入禁止で登れませんでした。




2 有明山



 乗鞍岳登山から遡ること1ヶ月(7月4日)、北アルプスの前衛峰である日本二百名山「有明山」に登頂しました。有明山と言えば、「信濃富士」や「安曇富士」とも呼ばれ、「日本百名山」の著者である「深田久弥」が百名山に入れるべきか最後まで迷ったと言われる美しい山です。国民宿舎「有明荘」の駐車場から登山を開始しました。



 有明山の登山道は、乗鞍岳とは異なり、途中にこれと言ったランドマークがあるわけではないので、ひたすら急登を登ることになります。たまに樹木が抜けている箇所からは、「常念山脈」が眺められました。



 登山道は総じて急峻であり、途中には鎖場やロープ、梯子を使う危険な箇所もありました。



 登り始めから3時間30分で、山頂である北岳(標高2,268メートル)に到着しました。北岳には、最近建てたと思われる有明神社の銀ピカの鳥居とその横に古びた祠が建っていました。



 有明山は、北岳、中岳、南岳の3つの頂から成っており、それぞれに祠が置かれています。1ヶ月後に登った乗鞍岳との圧倒的な違いは、登り難さと登山者の少なさでした。この日遭遇した登山者はせいぜい20人程度でした。あいにく、この日は霧により視界がくもり、頂上からの眺望はききませんでした。上の写真が中岳の祠、下が南岳の祠になります。




 登山口のある中房温泉に繋がる県道は、8月7日発生の土石流により、黒川沢の橋が流出し、一時通行不能となりましたが、僅か2週間後には仮復旧が為され、その迅速な対応に安曇野建設事務所の皆さんには敬意を表します。


最後に


 今回、乗鞍岳と有明山に登ったことにより、当局管内の「信州百名山」に指定されている全16座のうち、登っていないのは、上高地からアクセスする「霞沢岳」のみとなりました。いつの日かコンプリートしたいと思っています。


                            「完」

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