こんにちは!計量検定所のN2です。
秋の乗鞍エリアといえば大カエデが有名ですが、標高差によってピークがずれることが魅力の一つでもあります。
赤や黄に染まる標高3,000mの山肌と雲海、水辺に映る森、滝とのコラボレーションなどなど…
9月下旬から10月下旬まで、約1か月にわたり“紅葉リレー”を追いかけることができます。
1.紅葉リレーは乗鞍岳山頂から
2.ピークはやがて乗鞍高原へ
3.一の瀬園地の大カエデ
4.アクセス案内 ― マイカー規制と移動方法
5.まとめ
1.紅葉リレーは乗鞍岳山頂から
・乗鞍岳(標高3,000m級)
見頃は9月下旬~10月上旬。
山肌を染める紅葉が色鮮やかで、雲海やご来光と重なると息をのむ美しさです。
・畳平(標高2,700m)
眼下に広がる雲海と黄金色の森、真っ赤に染まったナナカマドのコントラストは圧巻です。
・魔王岳展望台
畳平から徒歩15分で到着。紅葉と山並みを一望できる撮影スポットとして人気。
2.ピークはやがて乗鞍高原へ
・乗鞍高原(標高1,200〜1,800m)
見頃は10月中旬〜下旬。
一の瀬園地の大カエデやカラマツ林、まいめの池、善五郎滝などが色づき、赤と黄金色の世界が広がります。
・まいめの池
水面に映る「逆さ紅葉」は必見。風のない朝はまるで絵画のような景色が広がります。
・善五郎滝
滝と色鮮やかな紅葉が織りなすダイナミックな絶景。
滝しぶきに虹がかかる瞬間を狙いたいスポットです。
3.一の瀬園地の大カエデ

特に注目したいのが、一の瀬園地の「大カエデ」。
樹齢数百年といわれる大木が真っ赤に染まり、周囲のカラマツの黄や草原の緑と見事なコントラストを描きます。
夕暮れ時には逆光に透ける葉が輝き、多くの写真愛好家を魅了します。
4.アクセス案内 ― マイカー規制と移動方法
三本滝~乗鞍岳・畳平の乗鞍エコーラインは、自然保護のためマイカー規制が実施されています。
シャトルバス(全便予約制)やタクシーをご利用ください。
紅葉シーズンは特に混雑するため、早朝便や平日利用がおすすめ。
5.まとめ
乗鞍岳から始まる紅葉リレーは、秋色が流れ落ちるように移ろい、訪れる時期によって全く違う表情を見せてくれます。
今年の秋は、カメラを片手に「天空から高原へ続く紅葉ロード」を追いかけてみませんか?

番所大滝
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