「第48回木曽漆器祭・奈良井宿場祭」が平成27年６月５日（金）～７日（日）に塩尻市楢川地区（木曽平沢・奈良井・贄川）において開催されました！

「木曽漆器」は400年以上の歴史があり、国指定の伝統的工芸品にもなっています。
この木曽漆器の主な産地である「漆工町」木曾平沢や、伝統ある街並みの残る奈良井宿周辺で毎年開催されているのが、「木曽漆器祭・奈良井宿場祭」です。

この祭では、各店舗が軒を連ねて木曽漆器が一堂に並ぶ「大漆器市」を始め、歴史ある街のなかを大名行列が練り歩く「お茶壺道中」など様々なイベントが行われました。

（大漆器市の様子）

祭の初日には、開祭式やヘラ供養が行われ、祭のオープニングを祝いました。
ヘラ（箆）は、木曽漆器をつくる際に漆（うるし）をすくって器に塗ったり伸ばしたりする道具です。「ヘラ供養の碑」が見守る中、昨年１年間漆器づくりに活躍したヘラに感謝をこめて供養するとともに新しいヘラを頂戴し、今年一年の木曽漆器づくりの無事を祈りました。

この祭の舞台となっている木曾平沢や奈良井宿は、昔ながらの古い街並みが残っており、「重要伝統的建造物群保存地区（重伝建）」にも指定されています。

「重伝建」散歩をしながら、漆器やワインなど地場産品のウィンドウショッピングはいかがでしょうか！

10月には「秋の漆器祭」も行われる予定となっています。残念ながら今回行くことができなかった皆様も、何度でも行きたい！という皆様も、下記ＨＰをチェックしてください。

＜詳細情報＞
木曽漆器祭・奈良井宿場祭ホームページ
http://shikki-shukuba.shiojiri.com/