来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

冬の廃線敷きを歩く(その2)

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 漆久保(うるしくぼ)トンネルの内部      冬期間は、氷柱(つらら)も見られます。
 天井は、蒸気機関車の黒煙ですすけています。歴史を感じさせるトンネルです。

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 電化されていた名残りです。(左)通信ケーブルを吊っていた金具。(右)天井には、架線を吊っていた
絶縁用の碍子(がいし)と呼ばれる部品が
残っています。

50IMG_1276矢印

 漆久保トンネルの手前右方向の木々の間からは、現在の篠ノ井線を走る列車(黄色矢印部分)
が見えます。明科~西条間の新線のトンネルは、2箇所だけ地上に出る区間がありますが、
その内の1箇所がここの区間です。緑色の貨物列車(タンク車)が走っています。

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 漆久保トンネル近くの坂を下ると小沢川橋梁があります。ここまで来たら、ぜひ、こちらも見てください。
 スパン4m 延長59m 線路に対して75度の角度で交わるよう作られています。
 煉瓦の小口面が一段おきに斜めに鋸(のこぎり)歯状の模様に現れるとても珍しい積み方を
しています。

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 鋸歯状の模様が現れている壁面

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 トンネルを抜けるとまた、雪景色でした。
 この先にも潮沢信号場(うしおざわしんごうじょう)もありますが、スノーシューが
必要になりそうなので
ここで引き返すことにしました。 その1へ

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