2014.10.27 [ 自然・観光地 ]
地域の利水の実態を学ぶ「水巡りアクアツアー」が開催されました!(後編)
水巡りアクアツアーも後編に突入です(^o^)/!
前編では私たちの生活を守る奈良井ダムの役割や私たちが使う水道水が
どのように作られているのかを学んできましたが、後編では人々と水との深い関わりや
良い水だからこそ作れるものについて見学しながら学びます
まず私たちが向かったのは塩尻市宗賀にある「平出の泉」!エメラルドグリーンが美しい泉です
平出の泉は縄文時代から地域の生活を支える湧水として知られ、近づいて泉を見ると
抜群の透明度に驚いてしまいました(゜゜)!! これは、水の湧き出る量が多いため、約1週間で
全ての水が入れ替わってしまうからだそうです。
さすが塩尻市唯一の「信州の名水・秘水」(注1)に選ばれているだけあります
それにしても縄文時代ということは、いまから3000年以上も前の時代ですよね
いまも昔も水は大切だったはず。水があったからこそ、動植物が多く農耕もでき栄えるようになったのだと
思います。近くにはこの水を利用した縄文から平安時代の大集落跡の平出古墳や博物館があります
水巡りアクアツアーもいよいよ終盤 時間が流れるのは本当にあっという間ですね(‘o’)汗
私たちは今年で開宿400年となる塩尻宿に行き、そしてその塩尻宿のすぐそばにある笑亀酒造場を視察しました!
笑亀酒造場は塩尻宿の棟屋跡に造られ明治16年(1883年)に開業しました。素材にとことんこだわり、地元産のお米と
硬水の名水である「強清水」を使用して醸造しています。さぞかし美味しいお酒なんだろうなぁ(*^ω^*)♪
建物もかなり古く趣のあるもので、主屋など3軒が国の登録有形文化財になっています
建物の中は笑亀酒造場の丸山社長から説明を受けました!まさに時代を感じさせる雰囲気です
日本酒の香りに包まれながら参加者の皆さんは質問などしながら聞いていました。
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