2016.02.16 [ 特産品・名産品 ]
信州の伝統野菜(ヘリテイジ)~羽淵キウリ~
信州の伝統野菜「羽淵キウリ」を紹介します。
羽淵キウリは、塩尻市の最南端に位置する、標高1,100mの羽淵集落で、100年ほど前から大切に栽培されてきました。
ずんぐりむっくりした形が特徴で、皮の色が黄色になった頃に風味が増すのが特徴です。黄色のうりなので「キウリ(黄うり)」と名付けられたという説もあります。
羽淵キウリは7月から9月にかけて収穫され、醤油漬けや粕漬けとして販売されています。
漬物では、羽淵キウリのパリパリとした歯ごたえの良さを味わうことが出来ます。粕漬けは、丸ごと一本を地元産の酒粕を使い、酒屋さんの蔵で漬けています。
近年は集落に住む世帯数が少なくなってきており、羽淵キウリの伝承が難しくなってきていました。しかし、羽淵キウリの伝承を守るために、現在では楢川地域おこし農家組合が中心となって栽培して収穫量を増やす取組みを続けています。
羽淵キウリの漬物は道の駅木曽ならかわ・ならかわ市場で販売されています。
信州の伝統野菜については、県ホームページでも紹介しています。
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