2015.07.14 [ 特産品・名産品 ]
ちょっと気になる隣の畑・・・・青ネギ出荷編
7月上旬、早いところでは6月中旬くらいから、松本平の青ネギ農家では、青ネギの出荷が始まっています。
青ネギに露の残る早朝から、また農家によっては、午前4時くらいの暗いうちから青ネギの刈り取りを始めます。
ネギ畑にコンテナーを持ち込み、刈り取ったネギを揃えて入れ、一輪車等で運びます。
ネギを刈り取るのは、もちろんよく切れる“鎌(かま)”でないと作業が捗りません。。。
農家にとっては、使用する道具や機械一つにもお金がかかります。
農業収入が入る前の「設備投資代」は、小規模農家にとっては痛い現実ですね。。
こんな体制での収穫作業ですので、“腰”も痛くなるのはしょうがありませんね。
さて、刈り取ってきたネギを自宅の作業場に運び入れます。
一本一本を目で確認し、選別し、箱詰めしていきます。この作業もまた、“目が痛い”作業なんです。。。
やっと、「出荷」できる状態になった青ネギです。
青ネギの出荷までには、このほかにも、出荷用の箱を作ったりする事前準備があったり、定期的に行う消毒作業は体にも家計にも大変です。
虫のつきやすい葉物野菜の一つなので、出荷にこぎつけるようになるまでには、畑の草むしりはもとより、人目にはつかない地味な作業ばかりが多々あります。。。本当にご苦労様です。
青ネギの出荷は、これから約10月末頃まで、台風などの自然災害に見舞われなければ続く予定です。
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
松本地域振興局 総務管理課
TEL:0263-40-1955
FAX:0263-47-7821