松本市から岐阜県に向かう国道158号線、
上高地への入り口・釜トンネルの手前に、沢渡(さわんど)地区があります。
国道沿いには駐車場が多く、訪れた方は自家用車を停めて、バスなどで上高地へ入っていきます。
沢渡地区は、そんな旅人のための温泉宿や飲食店がありますが、
写真のグレンパークさわんどは、ドライバーや観光客のための食事、休憩、土産処です。
このグレンパークさわんどで、9月から新名物を提供する「実証実験」が行われています。
新名物とは・・・
「さわん丼」
まず彩りが豊かですよね。
きゅうりや水菜、トマトといった野菜に卵、写真左下には刻んだ野菜?
左上には味噌の・・・?
そして、なんといっても目を引く、
糸唐辛子をまとい中央にそびえたつ「肉のタワー」。
少し寄り(focus)ます。
肉は、スライスされたポークとビーフ。
そこにおろしダレがかけられています。
食べました!
メインのお肉は、ビーフもポークも肉の旨みがしっかり詰まっていながら、しつこくない。
しっとりとしていて、もう何枚でも食べられます。
ポークは、ごはんを巻いて食べても絶品です。
刻まれた野菜は大根やニンジンなどで、あっさりとした少し甘めのしょうゆ味。
生野菜のシャキッ感と合わせて、丼ですが楽しい触感です。
味噌は「こしょうみそ」。
青唐辛子の辛みは存分にありながら、甘めに仕上げられています。
きざみ野菜とこしょうみそ、さらに卵で
いくらでも「味変」できる丼となっていました。
このさわん丼、「SAWANDO〝つなぐ〟PROJECT(プロジェクト)」が
およそ1年かけて作り上げてきた丼。
信州と飛騨高山をつなぐスポットである沢渡という地で、
肉のうまみが自慢の信州牛と脂が乗った飛騨牛のローストビーフ、
さらに安曇野産の豚肉のローストポークを
湯温64度に微調整して長時間低温調理したお肉だそうです。
このしっとりとした味わいは納得です。
さらに卵も温泉で調理した「温泉卵」。
大根やニンジンなどの刻んだ野菜は「きざみ」という、しょうゆとみりんにつけた安曇の郷土食とのこと。
ごはんも安曇野産コシヒカリ。
実証実験ということで、2020年11月末まで、
しかも1日限定10食(1,650円・大盛+300円)での販売です。
紅葉シーズンでもあります、ほぼ幻・・・かもしれません。
上高地や飛騨高山方面への行楽の際にはもちろんですが、
沢渡の魅力が詰まったこの丼を味わうだけでも価値があると思います。
ぜひお出かけください。
グレンパークさわんどには、足湯もあります。
グレンパークさわんど
http://www.sawando.com/
松本市安曇沢渡4144-17
営業時間8:30~17:00
TEL:0263-93-1810
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