2018.07.09 [ 特産品・名産品 ]
「信州の環境にやさしい農産物認証」の現地審査を行いました。
長野県では、信州の美しい自然環境を保全し、消費者の皆さんに安心して農産物を食べてもらうため、「信州の環境にやさしい農産物認証制度」による認証に取り組んでいます。
慣行栽培と比較して化学肥料と化学農薬を50%以上(または30%以上)削減して栽培された農産物を長野県知事が認証しています。
この制度では、申請された全ての農家について、書類審査とともに、現地での審査を行っています。現地審査では、専門の審査員が、栽培履歴やほ場の状態などを確認します。
今回は、6月下旬に行った現地審査について、お伝えします。
伺ったのは、きゅうりを栽培されている太田さん。
数種の有機肥料を使用することで、化学肥料を全く使わずに栽培を行っています。また、除草剤を含め農薬も使わずに栽培をしており、アブラムシはガムテープ使って駆除をしているとのことでした。しかし、それだけでは対策が追い付かないので、飛ばないテントウムシ等を使ったアブラムシの対策を考えたいともおっしゃっていました。
肥料や農薬を軽減して栽培するにあたり、一筋縄ではいかないこともある中で、苦労、工夫しながら栽培しておられました。
太田さんのきゅうりは、これから、近隣直売所等(ハイジの里、三郷サラダ市、ベイシアあづみの堀金店など)で、右上のシンボルマークをつけて販売する予定とのことです。ぜひ、味わってみてください。
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