2015.09.10 [ イベント ]
「自助・共助で高める地域防災力セミナー ~大地震に備える~」を開催しました。
平成27年8月27日に県松本合同庁舎講堂において、「自助・共助で高める地域防災力セミナー ~大地震に備える~ 」を開催しました。
会場には地域の住民の皆様をはじめ、約150名の方にご参加いただきました。
講演では、「長野県の地質条件と地震災害 ~活断層が作った生活の場~」と題し、信州大学 総合人間科学系 全学教育機構大塚 勉 教授にお話をいただきました。
大塚先生は地質学がご専門であり、内陸直下型地震を引き起こすといわれる「活断層」を主要な研究テーマとされています。
平成23年の長野県中部地震や昨年の長野県神城断層地震の際には、いち早く被災現場に入られ、被害状況等について、詳細な調査をされています。また今年の3月に発表いたしました第三次長野県地震被害想定の専門委員としてご尽力いただいております。
講演では、活断層や地震発生のメカニズムの基本的な知識の分かりやすい説明に加えて、現場調査に基づいた活断層の現場の解説をしていただきました。
事実を正しく把握した上で自分の身をどう守るのか?地域にとって必要な備えは何が必要か?を考える必要性をお話いただきました。
事例発表では、松本地域5市村(松本市、塩尻市、安曇野市、朝日村、筑北村)の方に発表いただきました。発表の詳細はこちらをご覧ください。
*また、当日は、入口ロビーにて自然エネルギーを活用した様々な防災用品の展示が行われました。
是非、出展団体のホームページをご覧ください! 展示の詳細はこちらの記事
・ロケットストーブ、ケリーケトルなど(自然エネルギーネットまつもと)
・移動式 独立型ソーラー発電機、ソーラーフードドライヤーなど(非電化工房松本支部)
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