来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

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「夏休みおもしろ技術と子どものふれあい教室」

子どもたちの笑顔に会えました!
「夏休みおもしろ技術と子どものふれあい教室」

こんにちは! 商工観光課 工業係です。

商工観光課では、地域の子どもたちに科学技術やものづくりの関心を高めてもらうために、「夏休みおもしろ技術と子どものふれあい教室」を平成15年度から開催しています。

今回、安曇野市の株式会社アズミ村田製作所様のご協力により、7月27日(木)に4年ぶりの開催となりました。

参加者は小学4年生から6年生の子どもたちと保護者の方です。地元安曇野市の小学生を対象に参加者を募集したところ、午前の部20組、午後の部20組の定員に対して90組の応募がありました。

この教室では、①工場見学、②「ムラタセイサク君®」「ムラタセイコちゃん®」の走行見学、③ライントレースカーの製作を行います。

 

最初に、株式会社アズミ村田製作所ではどんなものを作っているのか理解するために、工場見学を行いました。
電子機器のノイズを制御するチップフェライトビーズ(BLM)は、パソコンやその周辺機器、デジカメ、携帯電話などに広く使われています。もう一つ、積層パワーインダクタ(LQM)は2、3mmの電子部品で、携帯電話やデジカメなど機能によって違う電圧を最適な電圧に変換する回路です。社員の方の案内で工場内を6チームに分かれて、機械や製造部品の説明を聞いて回りました。

 

工場見学の後は「ムラタセイサク君®」、「ムラタセイコちゃん®」の走行見学です。
「ムラタセイサク君®」は自転車を止めてもふらつかず、なぜまっすぐ立ち続けられるのか?それはサドルの下に付いているジャイロセンサがわずかな車体の傾きを検出して、セイサク君の胸にある大きな円盤を回転させることで傾きを打ち消す力を発生させて、これを繰り返してバランスを保っています。子どもたちもコントローラーを使って、「ムラタセイサク君®」を前進させたりバックさせたり操作させてもらいました。

 

ライントレースカーの製作です。
ライントレースカーは赤外線センサーを使って、黒色と白色を区別しながら線に沿って左右のモーターがタイヤの動きを制御して走ります。
スクリーンで作業手順を分かりやすく説明してもらった後、作業に入りました。はんだごてを使う作業は初めての子どもがほとんどで、最初は恐る恐るはんだごてを使っていましたが、作業後半には慣れてきて、はんだ付けの見栄えを気にする子どもたちもいました。社員の方に手を取って教えてもらったり、保護者の方と一緒になって作業を進めている姿は、真剣そのものです。

 

 

作り始めてから約2時間。最後に赤外線センサーを調整するのが難しかったようで、社員の方に手伝ってもらいながら調整し、ラインの上をテスト走行させて完成です。

 

場所を移動して、大きな紙に一人一人が線を描いてライントレースカーを走らせました。マスクを付けた上からでも子どもたちの真剣な眼差しとライントレースカーが走りだした時の笑顔が見て取れました。

子供たちが自由に描いた線はそれぞれ個性があり、終了後の大きな紙は芸術作品のようでした。

また、来年も子どもたちの笑顔に会えるのを楽しみにしています。

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