来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

”災害査定”って知ってます?

松本地域振興局林務課のMです。

令和5年5月の大雨により発生した林道災害について災害査定を受けてきました。今回はその流れについてご紹介します。

 

〇そもそも、”災害査定”とは…?
”災害査定”とは、国が台風や豪雨などで被災した道路等の被害の程度を確認し、県や市町村から申請した復旧に必要な工事や費用が適正なものであるかを確認するもので、金額やその他条件により、机上査定(書類や写真の確認により行うもの)と現地査定(災害の発生した現地で確認を行うもの)に分かれます。今回は現地査定のご紹介です。

〇現地査定の流れ、実施の様子について
査定では、定型的な流れにより、市町村担当者の方から国の担当者に対して、災害発生年月日、被災原因、復旧工法等を説明し査定が始まります。現地査定の場合は、現地の被災箇所を確認しながら、復旧工事の設計図面や設計図書に過不足がないか確認していきます。国の担当者からは、主に災害復旧箇所の起終点(工事区間の始まりと終わり)の位置の決定根拠や、復旧工法の選定理由、工種数量の計上が適正か等について聞かれるため、担当者は現地状況や図面等を使用して説明します。説明や根拠が不十分であったり、国の担当者が不要と判断した部分についてはカットされ、申請した内容から変更になります。そのため、説明者は査定の事前準備を抜かりなく行い、的確な説明をする必要があるのです。

 災害査定を受けるためには準備も多く、当日も緊張するため労力のかかる仕事ですが、無事に終わった時の達成感もかなりあります。このブログをご覧の皆さんもぜひ、災害査定を受けて、緊張感を味わってみませんか(?)

以上です。

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