大久保醸造店は、品質の高い醤油・味噌の製造で知る人ぞ知る有名店です。
大豆、塩などの素材は国産にこだわり、その製品はフランスへも販売されているそうです。
その大久保醸造店が、新しい県産材(根羽スギ)の「醤油諸味木槽」に挑戦しました。(信州の木先進的利用加速化事業を活用)
通常の木槽は縦型ですが、これは横型の木槽で、誰もが思いつかなかったアイデアを数年間練り続け、ついに実現されました。この横型木槽は、初めての試みだそうです。
その大久保醸造店の思いに答えたのが、日本木槽木管株式会社です。両者がそれぞれのアイデアや技術を持ち寄り、ついに木槽が完成しました。
平成28年3月15日、2基の木槽が愛知県の工場から到着し、慎重に設置されました。
今後は、木槽の調整や漆塗装を経て、醸造が始まります。
完成した新しい醤油は、一体どれほど美味しいのでしょう。とても興味が湧きます。
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