石碑説明看板には、「松本村役場建物は平成17年に取り壊された。」とも記載されていました。
凡そ20前までは、この場所に旧松本村役場建物が残っていたんですね。
昔からこの道通っていたのに全然気が付かなかったです。
そう言えば、この近くには「井川城跡」と言う史跡もあります。
何時も気になっていたので、この機会にズクを出して行ってみました。
井川城は、鎌倉時代に信濃国守護の小笠原氏が築城したとされ、安土桃山時代末期に建造された松本城(深志城)よりも数世紀古い歴史のある場所でした。
井川城周辺は、今も狭く屈曲した道路や小水路が入り組んでいて、なるほど古の城を中心とした集落形成が色濃く残っています。
隣り合う自治体が同じ「松本」を名乗っていたのにも、築城に関わる地域の歴史背景が関係しているのかも知れませんね。
地域の地名や生活環境には、其々の歴史や謂れが色濃く残っている場合が多々あります。
皆さんも、夏休みを使いながら地図に記されない小さな史跡を訪ねてみては如何ですか?
松本地域の知られざる歴史に触れる機会が得られるかもです。
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