松本農業農村支援センターの「いっちゃん」です。
暑い日が続いて大変ですが、高原からのさわやかな風を感じてほしいので、現地の様子をお知らせしたいと思います。
高ボッチ高原は、塩尻市の東部にあって、標高は1665m、高ボッチ山のなだらかな傾斜地に牧草地帯などが広がっています。その一角にある「高ボッチ牧場」では、地元の酪農家から預かった牛が放牧されています。
8月9日(金)に、塩尻市、南信酪農協、NOSAI長野松塩筑支所、県、酪農家などが集まり、牛の健康状態などを確認するための「放牧衛生検査」が実施されました。
検査項目は、栄養状態、貧血の有無、体表リンパ節のはれの有無、ダニの付着の有無などです。何度か、この検査を実施し、健康が確認された牛は、牧場が閉牧になるまで放牧されます。併せて、ダニを駆除するほか、ダニの付着を防ぐために、ダニの駆虫薬を牛の背中にかけます。
検査が終わった後の牛は、牧場の放牧地に走って戻っていき、放牧されている喜びが感じ取れ、うらやましく思いました。
高ボッチ高原は、夏でも平均気温20℃前後で涼しく、北アルプスから富士山まで360度のパノラマが眺められるほか、眼下には諏訪湖を見ることもできます。フリーキャンプサイトやオートキャンプサイトが整備され、アニメの「ゆるキャン△」で紹介されたこともあり、注目度が上がっている場所です。
暑さが続くこの時期、高原のさわやかな風を感じ、心と体を開放してみませんか。
高原のさわやかな風と高原植物などがあなたを待っています(*^▽^*)
本日の松本平の景色
6月10日の景色(諏訪湖越しに見える富士山)
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