＊体を冷やさない
→冷えは血液の流れを悪くするので、適度な運動で血液の循環をよくすること

＊心を冷やさない
→ストレスや不安の蓄積は自律神経失調につながり、血液の循環も悪くなる。
妊婦さんの心の安定には、妊娠を楽しむ暖かい心、周囲が妊婦に注ぐ暖かい心が必要です。

ただし、安産への体づくり・心づくりをしていても、出産においては、流産・早産・難産・帝王切開など、いろんなことが起きえます。どのような形でも立派なお産であるということを周囲が理解し、胎児や子どもにとって「今、何が最も大切なのか」を常に考えて行動する「胎児ファースト」「こどもファースト」という心がけが重要だということです。

出産・子育ては、当事者だけでなく地域や社会で支え、考えていかなければならないものです。松本地域では、役割分担による産業医療体制を整えていますので、安産を増やすためにも、周囲の方々への周知と地域の皆さまのご理解・ご協力をお願いいたします。

講演会後には、信州大学医学部小児科医の三代澤幸秀先生と、助産師の丸山友香さんにも参加をいただき、「出産・子育て何でも相談会」を行いました。

孫育て中の方から教育関係の仕事に携わる方まで、多くのご質問・ご相談をいただき、様々な視点で出産・子育てについて考えることができたと思います。

相談会の内容・様子を知りたい方、現在も出産・子育てについての不安や悩みをお持ちの方がいらっしゃいましたら、下記HPのお問合せ先にご連絡いただければと思います。

※松本地域の産科医療体制について詳しくはHP（http://osan-anshin.net/）をご覧ください。