農地整備課の小林です。
松本市波田地区にある『波田堰』で行われた水辺で遊ぼう!イベントに行ってきました。
波田堰は、明治時代に造られた農業用水路で、上高地を水源とする梓川から水を引くことにより
280haの水田が開発され地域が発展してきました。現在では、水車による小水力発電も行われており、
環境保全や教育の場としても利用されています。
主催は「波田堰土地改良区」と「波田堰の水辺を活かそう会」で、
堰や水に関心を持ってもらうために企画しており、今年で10年目の開催とのことでした。
参加者は小学生を中心に100人以上の方が集まり、毎年行われるイベントを楽しみにしている様子でした。
イベントは午前10時頃から集合し、最初に波田堰土地改良区の百瀬理事長から、
波田堰水路の果たす役割や重要性についての説明と、将来に渡って大切に守って欲しいとのお話がありました。
その後、波田堰の探検を兼ねたゴミ拾いが行われ、水辺の生き物に触れ合いながら清掃を行いました。
また、堰沿いに設置された木製の柵にペンキを塗り直す作業も行いました。
11時頃からは皆が楽しみにしている“ますつかみ”です。
堰に1000匹以上のニジマスやイワナが放流され、子供も大人もビシャビシャになりながら夢中で魚を追っていました。
中には1人で30匹以上もつかみ取った人もいました。
最後に参加した子供達に感想を聞くと、「楽しかった」、「思い出になった」、「取った魚を早く食べたい」との声がありました。
波田堰の「水に親しみ、楽しみ、良い思い出作りのお手伝いをする」イベントは大成功!!
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