2011.09.29 [■アレ☆これ☆信州]
Vol153■とく☆とく信州 日本の原風景の旅
長野県内で「遊歩百選」に選定されたものの中から、今回は、県最北部に位置する飯山市の「日本の原風景の旅」をご紹介しましょう。
市内の3つの地域で、それぞれ趣の異なった散策が楽しめますよ。
菜の花公園
■地域1【小京都を歩こう】
JR飯山駅から北に広がる市街地周辺には、飯山城址を中心に22ものお寺や神社が点在し、かつて島崎藤村が「雪国の小京都」と呼んだ、歴史を感じさせる風情ある町並みが残っています。
このエリアでは、「スタンプオリエンテーリング」や「七福神めぐり」などを楽しみながら、お寺や神社を巡るのがオススメです。
正受庵
☆飯山の寺めぐりについてはこちらをどうぞ。
週刊信州Vol.109とく☆とく信州(パソコン・携帯兼用)
また、仏壇店が軒を連ね、雪国特有の町並みを見ることができる「雁木(がんぎ※)通り」や、昨年4月の開館以来、多くの人が訪れている「高橋まゆみ人形館」なども見逃せません。
※「雁木」…積雪があっても人が通行できるように、建物の軒先からひさしを長く張り出して、その下を通路としたもの。
雁木通り
■地域2【ふるさと原風景を歩こう】
市東部の瑞穂地区には、まさに“ふるさとの原風景”とも言えるような、のどかな田園風景が広がります。
千曲川沿いの「菜の花公園」は、高野辰之作詞の唱歌「朧月夜(おぼろづきよ)」の『菜の花畠に、入日薄れ…』という歌詞のモチーフとなった場所と言われているんですよ。
また、整然と積み上げられた石垣が印象的な「福島棚田」は、どこか懐かしい感じがする場所。平成13年には、映画「阿弥陀堂だより」のロケ地にもなり、その四季折々の美しい風景が、物語の随所に織り込まれていました。
福島棚田
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