2011.10.13 [■就航地情報]
Vol155■“信州まつもと空港からの就航地”北海道情報16
今回は、オホーツク沿岸の古代遺跡と謎の民「オホーツク人」の話題です。
謎に包まれたオホーツク文化
「オホーツク沿岸の古代遺跡群」
北海道の北東部、オホーツク沿岸地域には、縄文、続縄文、オホーツク文化、アイヌ文化まで、各時代の遺跡が分布し、遠軽町(えんがるちょう:旧白滝村)など内陸部では、旧石器時代の遺跡が多く見られます。
縄文、続縄文、擦文(さつもん)各文化の復元された竪穴式住居がある
「ところ遺跡の森(北見市常呂町)」
オホーツク沿岸の遺跡は、樺太・シベリアなど大陸諸文化との関係が強く認められ、竪穴住居跡が連綿と残る「常呂(ところ)遺跡」、オホーツク文化遺跡として著名な「モヨロ貝塚」、縄文後期の「朱円周提墓」などが代表的です。
かつて、この地域に暮らしたオホーツク人は、5世紀に現れ13世紀ころ歴史から忽然と姿を消したといわれる海洋狩猟民族。遺跡群からその暮らしぶりは推察されていますが、彼らのルーツや消滅の理由は謎に包まれています。
旧石器時代のナイフや鏃(やじり)の材料として多用された白滝黒曜石
現在、網走市などは、この謎の民・オホーツク人を目玉とした観光客誘致を目指し、今年6月にモヨロ貝塚館の改修に着手。竪穴住居跡を歩いて見られるように整備する計画で、リニューアルオープンは2013年の予定です。
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