2011.11.02 [■アレ☆これ☆信州]
Vol158■とく☆とく信州 塩田平
4回にわたり、長野県内から「遊歩百選」に選ばれた地域をご紹介してきましたが、今回はその最終回。県の東部に位置する上田市の「塩田平」です。
「信州の鎌倉」と呼ばれるこの地域には、鎌倉・室町時代の神社仏閣や貴重な文化財が数多く残っています。のどかな田園風景の中、史跡を巡りながら歩く、約10km・所要時間5~6時間のコースをご紹介しましょう。
塩田平
出発点は、上田駅と別所温泉駅をつなぐ「上田電鉄別所線」の「塩田町駅」。
ここから南へしばらく歩いていくと、「泥宮」という変わった名前の小さな神社があります。この神社、信州を代表する神社の一つ「生島足島(いくしまたるしま)神社」の旧跡とも言われているんですよ。
☆生島足島神社についてはこちらをどうぞ。
週刊信州Vol.117特集(パソコン・携帯兼用)
別所線
さらに南へ進むと、塩田城跡周辺に見どころが続きます。
「未完成の完成塔」と言われる「前山寺(ぜんさんじ)三重塔」(国重要文化財)、平安時代から続く「塩野神社」、中部日本最古の木造建築物「中禅寺薬師堂」(国重要文化財)などは必見です。
☆塩田城跡周辺の見どころについて詳しくはこちら。
週刊信州Vol.138読まなきゃチョーソン市町村(パソコン・携帯兼用)
中禅寺薬師堂
次は西へ、信州最古の温泉と言われる「別所温泉」を目指して歩きます。
「別所温泉」では、温泉街の中心にある「北向観音」、その本坊である「常楽寺」の「石造多宝塔」(国重要文化財)、日本唯一の八角形の三重塔「安楽寺八角三重塔」(国宝)は見逃せないスポットです。
安楽寺八角三重塔
「安楽寺」がこのコースの終点です。ウォーキングの後は、別所温泉のお湯にゆっくり浸かって、疲れを癒すといいですね♪
皆さんも、「信州の鎌倉」を歩いて巡る旅、楽しんでみませんか。
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