2010.12.22 [コラム]
Vol117■もうすぐお正月!信州のパワースポットへ初詣
最近、神社仏閣など“パワースポット”が注目を集めていますよね。
以前ご紹介した長野市の「戸隠(とがくし)神社」はすっかり全国的にも有名になりましたが、この他にも神秘的でパワーをもらえそうなスポットが信州にはいっぱいあるんですよ。
もうすぐお正月。今回は、初詣にオススメの信州のとっておきパワースポットをご紹介しましょう。
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長野県の東部に位置する上田市の「生島足島神社」。朱色の社殿が美しいこの神社には、万物に生命力を与える「生島大神」と、万物に満足を与える「足島大神」という二神が祀られています。この二つの神様が祀られている神社は全国にも数える程しかなく、東日本ではここだけという希少な神社でもあります。
境内の「神池」に浮かぶ「神島」に御本社が鎮座しているのもこの神社の特徴。「神池」は「海」、「神島」は「日本列島」に見立てられているんですが、これは日本列島そのものを御魂として祀っているからなんですよ。この神社は日本列島の真ん中に位置するともいわれ、武田信玄をはじめとする多くの武将が庇護してきたのも、この場所に何か特別なパワーを感じたからかもしれませんね。
生島足島神社についてはこちら
広々とした池の中にあるのが生島足島神社の御本社。
御神体は御本社内殿の土間そのもの境内には夫婦円満や子孫繁栄の御神木などもあり、ここで結婚式を挙げる人も多いんですよ。
「夫婦欅」は樹齢800年の「夫婦円満」の御神木
碓氷峠の頂上部、長野県と群馬県の県境にまたがる神社で、ひとつの神社でありながら、長野県側を「熊野皇大神社」、群馬県側を「熊野神社」と呼ぶ珍しい神社なんですよ。碓氷峠といえば中山道三大難所の一つといわれた場所ですから、ここの神様は多くの旅人を見守って、パワーを与えていたのかもしれませんね。
中央の参道の真ん中より左側が、長野県側の熊野皇大神社
この神社の名物の一つといえば信州最古といわれる「こま犬」でしょう。
オオサンショウウオのような顔立ちと、のっぺりとした身体がなんとも愛らしいですね。
また、樹齢850年以上ともいわれる御神木のシナノキも人気を集めているんですよ。
左:参拝者の目を引く愛らしいこま犬
右:御神木のシナノキは、ごつごつとした木の幹に歳月が感じられる
熊野皇大神社についてはこちら
この他にも、多くの人たちから信仰を集めている穂高神社の「孝養杉(安曇野市)」、実にさまざま表情をした500体もの羅漢さまが並ぶ、国宝大法寺三重塔の入口付近にある「石仏体五百羅漢(青木村)」、最古の神明造(しんめいづくり)の建造物で国宝の「仁科神明宮(大町市)」なども、昔から地元ではパワースポット的な場所として有名。もちろん、「善光寺(長野市)」や「戸隠神社(長野市)」、「諏訪大社(諏訪市、茅野市、下諏訪町)」なども、神聖なパワーがたっぷりいただけそうです。
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来年のお正月は、信州のパワースポットへ初詣に訪れてみてはいかがでしょう。
ご利益があるかもしれませんよ!
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