2012.04.12 [■四季彩だより~信濃の国から~]
Vol177■読まなきゃチョーソン市町村(上田市)
長野県の東部に位置する上田市で、4月29日(日)に「第30回 上田真田まつり」が
開催されます!
上田市は、戦国時代に真田昌幸が本拠地としてこの地に上田城を築城して以来、明治に入るまで城下町として栄えてきました。
関ヶ原の戦いでは、昌幸の長男である真田信之は徳川方(東軍)に、二男の真田幸村、昌幸親子は豊臣方(西軍)に分かれて戦国乱世に身を置くこととなります。
関ヶ原に向かう途中、徳川秀忠は約3万の軍勢で上田城を攻撃しますが、昌幸と幸村はこれをわずか数千の兵で迎え撃ちました。(第二次上田合戦)
秀忠軍はこの戦いで苦戦を強いられ、このため、関ヶ原の戦いに間に合わなかったといわれています。
幸村は、この後、大阪夏の陣で獅子奮迅の戦いぶりを見せ、徳川家康の本陣までもう少しのところまで攻め入りますが、討ち死にしてしまいます。しかし、その戦いぶりから「日本一の兵(つわもの)」と敵方からも称賛されたといわれています。
現在でも、真田幸村は戦国武将の中でも、特に高い人気を誇っています。
まつりは、午後1時から出陣セレモニーとして、歓迎太鼓、上田獅子の奉納、信州真田鉄砲隊の演武が行われます。甲冑姿の鉄砲隊による演武では、火縄銃の大きな銃声に、びっくりされるのではないでしょうか!?
午後2時からは、いざ!真田軍の出陣!
真田武者に扮した約400名の行列が、上田城跡公園や中心市街地を練り歩く様子は、戦国時代絵巻さながらの光景です。
まだまだあります!
今年は、第30回目の開催を記念して、当時の第二次上田合戦を再現した、真田軍VS徳川軍による決戦劇や太鼓100人揃い打ちなど、多彩な催しが目白押しです!
皆さんも是非、まつり当日、戦国時代にタイムスリップしてみてはどうでしょうか!?
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