2010.08.12 [コラム]
Vol100■特別企画 上村愛子選手が語る「信州の魅力」
「週刊信州」は、平成20年7月の創刊以来、このたび第100号を迎えることができました。
読者数も1万人まであとわずか。これも多くの皆様にご支援をいただいてきたからであり、厚くお礼申し上げます。
これからも信州の魅力を余すことなくお伝えしていきますので、どうぞよろしくお願いします。
ところで、「長野県を代表するスポーツ選手」といえば?
きっとこの質問に対し、多くの方が「モーグル選手の上村愛子さん」と答えるのではないでしょうか。
記念すべき100回目となる今週の週刊信州では、特別企画として上村愛子さんのインタビューをたっぷりとお送りします!
今年の夏はとにかく暑い!!…こんな夏だからこそ、上村さんのお話で白銀の世界をイメージして涼んでみてはいかがでしょう。
「愛子スマイル」と呼ばれるほど、ほがらかな笑顔が素敵な上村愛子さん。
信州の魅力について、語っていただきました。
─編集部
白馬村は上村さんが育ち、スキーに魅了された地ですよね。特に印象的な思い出はありますか?
─上村
小学校の掲示板にあったスキークラブの案内を見て「入りたい!」って思ったんです。これこそ私が本格的にスキーを始めるきっかけでした。白馬村でなければスキー選手にはなっていなかったのかなと思うと、一番思い出深い出来事かもしれませんね。
あとは小さい頃、「塩の道祭り」に参加したことが忘れられません。たしか傘をかぶって村娘の格好をして歩いたんですよ。すこし恥ずかしかったけど、とても楽しかったことをよく覚えてます。
毎年春に北アルプス山麓で行われる「塩の道祭り」。
多くの人が街道を昔の旅姿で歩きます。
─編集部
大会や練習などで世界各地に遠征されることが多いですよね。
世界のさまざまな地域を知る上村さんだからこそ感じる、白馬村の良さってなんでしょう?
─上村
まずは白馬村に帰って来るたびに思うんですが、白馬駅から見た白馬三山の景色は大好きです。あの雄大さは何度見てもいいものですね。
もちろん白馬は、スキーをするのにとてもいい環境が整っているんですが、単にスキー場がたくさんあるだけじゃないっていうのもいいところ。街中には素敵なお店もあるし、食べ物はおいしいし、まわりには観光できる場所もたくさんあるんです。スキーはもちろん、スキー以外も楽しめる場所っていうと国内や世界を見てもそんなに多くないんじゃないかと思います。
白馬のシンボルといえる「白馬三山」。
まさに信州を代表する景色のひとつです。
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