2011.04.28 [コラム]
Vol133■信州の最新B級ご当地グルメ情報
“旅の楽しみ”と言えば、その土地の美味しい「ご当地グルメ」を味わうこともその一つ。特に最近話題になるのが“B級”ご当地グルメです。全国各地でイベントやコンテストなどが行われ、テレビや雑誌で取り上げられることも多いですよね。
信州では「駒ヶ根ソースかつ丼」が有名ですが、その他にも個性的なご当地グルメが次々登場しています。
贅沢な食材を使った料理なのに、“B級”グルメ??「みゆき丼」
長野県の北部に位置する飯山市。飯山市産のお米と豚肉を使った「みゆき丼」は、その食材の質の高さが特徴です。
使用される豚肉は、コクがあってとってもジューシーな「みゆきポーク」。わずか5軒の農家だけで特別な飼育方法によって育てられている“ブランド豚”なんですよ。年間生産量は約5000頭しかなく、ほとんどが長野県の北部地域で消費されていて、その他の地域にはまず流通しません。
また、使用されるお米は、「幻の米」ブランドとして知られている飯山市産「一等特Aランク」のコシヒカリ。これだけの食材を使った「みゆき丼」ですから、その味は折り紙付きです!
基本的に「幻の米」と「みゆきポーク」を使っていれば、作り方や盛りつけ方は自由。飯山市内では多くの飲食店でその店自慢の「みゆき丼」を味わうことができますよ。
5月3日(火)~5日(木)、第28 回いいやま菜の花まつりが開催されます。北信州の春ののどかな風景を楽しんだ後は、ぜひ「みゆき丼」を味わってみてくださいね。
800万本が、あたり一帯を黄色く染める菜の花まつりの風景
長野市のご当地グルメとして注目されるのは、「長野ヤキメン」。
一般公募で集まった130ものメニューの中から、300人の市民の実食投票でグランプリに選ばれたという実力派。専用の太麺に、信州味噌、松代産の長芋、ニンニク、温泉卵が絶妙に絡み、お箸が止まらない美味しさです。
今年は「長野ヤキメン」のイベントなども計画されていて、これからの長野市の新名物として期待されているんですよ。
イタリアンレストランのシェフが考案しただけあって、
パスタのような華やかさも食欲をそそる。
5月2日(月)~4日(水)、ながの花フェスタ善光寺花回廊2011が開催され、善光寺の参道の随所に花壇や花のオブジェが飾られます。たくさんの花で彩られた市内を散策してお腹がすいたら、「長野ヤキメン」をぜひお試しあれ。
長野ヤキメンが食べられるお店はこちら≫(パソコン用)
善光寺花回廊についてはこちら≫(パソコン用)
長野県の東部に位置する佐久市では、「安養寺ラーメン」が一足先に有名になりましたが、人気急上昇中なのが「駒月みそかつ丼」。
市内の望月地区一帯で栽培されていた黒豆の一種「雁喰豆(がんくいまめ)」を使った新名物を作ろうという取り組みから、豆本来の甘みが存分に味わえるおいしい味噌ができ、この味噌を使って考案されたのが「駒月みそかつ丼」というわけです。
甘みのある味噌ダレとカラッと揚がったとんかつの組み合わせが絶妙で、提供開始直後から予想を越える人気を博し、最初の5カ月の間に10店舗で合計1万食を突破。市内はもちろん県外から訪れる人もいるそうですよ。
雁喰味噌をアレンジして作ったタレやソースが人気の理由の一つ
駒月みそかつ丼については、こちらもどうぞ。 週刊信州Vol.88とく☆とく信州(パソコン・携帯兼用)
駒月みそかつ丼が食べられるお店はこちら≫(パソコン用)
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