2011.11.10 [佐久エリア]
Vol159■東信州 中山道を行く【3】
岩村田宿の巻
こんにちは!
さっちこと水谷悟子(みずたにさとこ)です。
“さっちの旅する信州” 東信州の中山道宿場巡りの旅の最終回。
今回は、佐久市の「岩村田宿」へ。宿場周辺の情報もあわせてお届けします!
江戸から数えて22番目の「岩村田宿」は、内藤氏1万5千石の城下町に置かれた宿場。ここには本陣や脇本陣はなく、大名が休憩・宿泊する場合、お寺が本陣の代わりになったんですって。
そんなお寺の一つ「龍雲寺」は、武田信玄にゆかりの深いお寺。信玄の遺骨等も埋葬されたと言われる立派なお寺です。
龍雲寺
街道沿いには、商店街が続いていました。その中のお店の一つ「和泉屋商店」さんにおじゃましました。お目当ては「安養寺みそ」。
全国的に有名な「信州みそ」ですが、その発祥の地は佐久市内の「安養寺」と言われています。「安養寺」は、中国に渡って味噌造りの技術を学び、日本に戻って各地に広めた鎌倉時代の僧・覚心ゆかりのお寺。
今から数年前、このお寺のご住職が檀家の方と一緒に寺周辺の畑で育てた大豆と佐久平で採れたお米と天然の塩を使って、地元の老舗味噌蔵「和泉屋商店」さんが「安養寺みそ」を“復活”させたんですよ。
この「安養寺みそ」を使って作る「安養寺ラーメン」が、最近ご当地ラーメンとして人気なので、どんな味噌か見てみたかったんです。ちょっと赤味がかった、おいしそうな味噌でした。
☆安養寺みそと安養寺ラーメンについてはこちらをどうぞ。
週刊信州Vol.24特集(パソコン・携帯兼用)
安養寺ラーメンウェブサイト(パソコン用)
信州みそ発祥の地と言われる安養寺
和泉屋商店さんでは、江戸時代末期から150年以上続く伝統の味を守り伝える一方、甘い風味のする信州りんご味噌や、ウェディングの引き出物用に紅白のパッケージがかわいい味噌など、今の時代にあった商品の開発も行っています。
左:りんご味噌 右:安養寺みそ
おもしろいお菓子を見つけました!その名も「みそマカロン」♪
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