楽園信州

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<VOL.195>I ♥信州(あいラブしんしゅう)

I♥信州(あいラブしんしゅう)
“安曇野での「暮らす」を伝える”(1)

県外から信州へ移住された方に、移住のきっかけや信州での暮らしの様子をお伺いし、長野県の魅力をさらに伝えていこうというこのコーナー!

第3回目は、埼玉県から安曇野市へ移住された、宮崎崇徳さんにお話を伺いました。

宮崎さんは、日本全国の移住を考えている方々に、移住の情報を発信し、安曇野への移住受け入れに中心的な役割を果たしている方です。


<旅を通じて訪れた安曇野へ移住するまで>
宮崎さんが初めて安曇野を知ったのは、大学時代。
旅が好きだった宮崎さんは、ユースホステル(*1)を利用しながら日本各地を旅していたそうです。

安曇野にもユースホステルがあったことから訪れ、初めて見た北アルプスと田園風景が織り成す「日本のふるさと」の原風景に、“日本にもまだこんなところがあったのか!”と感動。
以来、休みの間には安曇野へ2~3週間ほど滞在し、ユースホステルで住み込みとして働いて、旅の資金を貯めるということをされていたそうです。

大学を卒業し、東京の不動産会社へ勤めて6年目の頃、日本経済全体が大きな打撃を受けたバブル崩壊が起こり、勤務先で年齢を問わず希望退職者を募る機会がありました。
不動産会社勤務の頃から、度々週末に安曇野へリフレッシュしに来ていた宮崎さん。希望退職者の募集をきっかけに、安曇野で仕事があればと考え、松本で住宅メーカーの仕事が見つかったことから退職を決意し、松本での生活がスタートしました。その後、安曇野市に自宅を建設し、不動産会社を開業されました。

(*1) ユースホステル : ドイツで生まれた世界的な「旅の宿」ネットワーク。
誰でも安全に楽しく、経済的に旅ができるようにと考えられたもので、現在世界80カ国、4,000のユースホステルがあります。日本には北海道から沖縄まで約270のユースホステルがあり、経済的に宿泊することができます。

<不動産業の経験を生かし安曇野で田舎暮らしコンサルティング>
宮崎さんは現在、自宅を事務所と兼用して、不動産会社を経営されています。
東京でお仕事をされていた当時から、移住を希望される方からの相談を受けていたんだとか。
(移住に関する相談窓口が当時は少なく、住宅メーカーに相談されるケースが多かったそう。)

住宅メーカーではなかなかできにくい地域での暮らしに関する情報を伝え、移住を考えている方々の手助けが出来ればという想いで、不動産会社を開業されました。

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