2012.11.15 [■I ♥信州(あいラブしんしゅう)]
<VOL.205>I♥信州(あいラブしんしゅう)
“豊かな自然環境の中で見つける「自分らしい生き方の答え」”(2)
スノーハイク・ガイドをする岡野さん
第5回目のI♥信州は、2004年に神奈川県横浜市より茅野市蓼科高原に移住された、岡野勇二さん 後編をお届けします。
◆前編はコチラ
後編では、岡野さんが移住された茅野市の魅力や現在手がけている環境教育の活動、茅野エコツーリズム協議会の活動のほか、岡野さんが「田舎暮らし」に大切だと考えている3つの“好き”をお伝えします。
■田舎暮らしに大切な3つの好き。(これから移住を考えている方へのメッセージ)
岡野さんは先輩移住者として移住を考えておられる方にお話をする時は、移住先の観光ガイダンス的な話でなく、自分自身が体験したこと、つらかったこと、それとポイントとして「田舎暮らしに大切な3つの好き。」を話されます。
岡野さんの工房の周りには
キノコなど自然が溢れます
1)自然が大好き
岡野さん:
「自然といっても森や木があるだけじゃなくて自然があるからこそ、そこに沢山の生き物が住んでいる。それらを自分の生活に悪影響をもたらすからといって排除するような考え方ではなく、それらと上手く共存すること、そうした存在を自身の暮らしに生かすことが大切です。
樹木や小さな草花、色々な昆虫や野鳥からキツネ・タヌキ・シカ、美味しいキノコ等々、豊かな自然があるからこそみんな元気に暮らし、人も元気になれるんです。
また、周囲の自然環境がその地域に暮らす人々の文化を育み、暮らし方・食・産業、お祭りなど今日に引き継がれています。そんな地域の歴史や文化・伝統も自身のこれからの暮らしに関わる大切な要素になります。
まずは自然が大好きなこと、これは絶対条件です。」
撮影:岡野勇二(自然ガイド・乗鞍滝巡り)
2)人が好き、人間好き
岡野さん:
「もう人つき合いは結構です。田舎でのんびりしたいです。」という都会暮らしに疲れた方でも、移住してみると地域の人々や移住者の方と何となくお付合いが始まります。
ここ(田舎暮し)での仲間作りはチョット楽しいんです。
それは自身がチョット心を開き、勇気を出してチョット声掛けをする、このチョットの冒険心・好奇心があればアッという間に楽しい仲間が出来るんです。
色々な個性を持った人がいますが、あまり気にせず、人って良いですねという感覚で接すればOKです。」
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