楽園信州

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<VOL.205>I♥信州(あいラブしんしゅう)

「時々、3歳の孫娘と茅野駅まで遊びに行きます。特急あずさが出発すると乗っているお客さんに向かって2人で一生懸命手を振るんです。すると気がついた人が手を振ってくれます。
その瞬間、気持がつながった様な感じがして、とても嬉しい気分になります。
もちろん孫は大喜びです。人を好きになれるって幸せですね。」


“3つの好き”が大切と語る岡野さん

3)自分が好き
岡野さん:
「田舎暮しは表現を変えると本来の自分らしい生き方・暮らし方を始めることだと思います。
それまで様々なしがらみや制約の中で自分らしさを発揮できなかったとしたら、田舎暮しをきっかけとして、自分らしい生き方・暮らし方をしっかりイメージすることが大切です。
そして自分はここで何をしたいのか、どの様に生きたいのか、そういう事を自分自身がしっかり持っていないと田舎暮らしそのものがぶれてしまう。移住は自分が一番好きな自分になれるチャンス(タイミング)でもあるのです。」

■自然と人とのつながりを「楽しみながら学ぶ」環境教育の実践


岡野さんのクラフト作品

環境省エコインストラクターでもある岡野さんはNPO法人「東京どんぐり自然学校」設立時から環境教育の必要性を感じ、自身の「八ヶ岳どんぐり自然工房」を中心に環境教育活動を行っています。

森で集めた身近な材料で作るクラフト教室をはじめ、親子で学ぶ自然体験・体験型学習を開催しています。


撮影:岡野勇二(環境教育プログラム)

岡野さん:
「環境教育と言っても色々な切り口があります。
二酸化炭素・地球温暖化にも繋がりますが、人が暮らす環境、身近にある自然環境って何なんだろうというところから正しく理解していくことが大切。

今の子どもたちは自然の中での原体験が少ないと感じますし、ともすればバーチャル体験が多く、本物体験は極めて少ないのではないでしょうか。
学校教育でも体験学習が増えてきているようですが、僕が伝えたい環境教育とは、様々な体験を通して人間らしい豊かな感性を磨くこと。自然に触れ五感で受け止める。日々の変化に目を凝らし生きていることを実感する。

たっぷりの体験と少しの解説(ヒント)から大切な事柄に気づき、発見し、感動する、そうした大事なことを学ぶこと、伝えることが環境教育だと考えています。
出来れば親子で参加し、非日常での体験を日常に持ち帰ってもらう事の出来るプログラムを今後も進めて行きたいというのが私の希望です。」

子供の頃の原体験と、森の学びで培った思い、自然のもつ空気の治癒力を広く伝えていきたいと活動する岡野さん、環境教育を思う熱い思いが伝わってきます。

※環境省 エコインストラクター
地域の自然や歴史文化を守りながらその魅力を楽しく伝え、学びある体験を提供できるプロフェッショナル。
エコインストラクターが活躍する舞台は、主に自然学校やエコツーリズムの分野です。自然学校は『自然と人』『人と人』『人と社会』の関係を学ぶところ、エコツーリズムは『環境』と『観光』の両立を図ることで、自然観光資源の保全や地域の活性化に寄与していくものとして推進されています。

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