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Vol122■長野の冬の風物詩「長野灯明まつり」

長野の冬の風物詩として、すっかり定着した「長野灯明(とうみょう)まつり」。2月という、まさに一年で一番寒い時期に行われるのですが、寒さを忘れさせてくれるような、そんな温かみのあるイベントなんですよ。
今年も「善光寺」を中心に、あさって2月5日(土)から2月13日(日)まで開催されます。
今回は、その見どころをたっぷりご紹介しましょう。


照明デザイナ-として数々の実績を持つ石井幹子(もとこ)さんの
デザインでライトアップされる「善光寺ゆめ常夜灯」


「長野灯明まつり」は、平成10年(1998年)に開催された長野オリンピックのメモリアルイベントとして装い新たに平成16年(2004年)に始まったもの。オリンピックの「平和を願う気持ち」を後世に継承し、世界に対して平和の灯りを発信していこうというのがその目的です。「善光寺」が全ての人を分け隔てなく平等に受け入れてきた“平和の象徴”ともいえる寺院であったからこそ、このイベントが始まったのかもしれません。


夜の善光寺は、昼間とはまた違った魅力がある。

一番の見どころは、やはり「善光寺ゆめ常夜灯」と「ゆめ灯り絵展」でしょう。

「善光寺ゆめ常夜灯」は、善光寺の山門、仁王門や本堂がライトアップされるというもの。例年オリンピックマークにちなんだ五色が使われているのですが、今回、仁王門はドイツの国旗をイメージしたライトアップになるんですよ!でもなぜドイツなんでしょう?
実は、今年は“日独交流150周年”という節目の年で、「国連国際森林年」でもあることから、環境先進国であるドイツをイメージしたライトアップを行うことになったそうです。どんな幻想的な空間が生まれるのか楽しみですね。

今年の「ゆめ灯り絵展」は、昨年の4倍以上に灯籠が増え、設置エリアも大きく拡大される。

善光寺表参道に数々の灯籠が敷き詰められる「ゆめ灯り絵展」。今年は灯籠の数が大幅に増えるので、善光寺から光の川が流れてくるような、幻想的な美しさを見ることができますよ。
もちろん灯籠のひとつひとつ、4面それぞれの面に施された切り絵にも注目です!
大門北側の150基は、一般公募の中の秀逸なデザインが施されたもの。驚くほど精巧なものや斬新なものもあるので、つい見入ってしまうことでしょう。
大門南側の500基には、地元の小学生による「夢」をテーマにしたデザインの切り絵も含まれているとのこと。子ども達がどんな独創的なデザインをするのか楽しみですね。


コンテスト入賞作品は善光寺表参道に復刻建立された春日灯籠に移設される。

そうそう、2月11日・12日に開催される「平和のともしび」というイベントでは、あなた独自のメッセージを入れたライトを灯の一つとして加えることもできるんですよ。ぜひ参加してみてくださいね(参加費500円)。

善光寺門前の22の宿坊では、灯明まつりにあわせた限定メニューの提供、法話、曼荼羅(まんだら)の特別拝観、コンサート、絵解きなど、それぞれの個性を生かしたイベントを開催する「宿坊ゆめ茶会」が行われるので、ぜひ立ち寄りたいもの。
また、仲見世商店街では、各店舗がオリジナルの期間限定グッズを販売したり、参拝者への振る舞いを行ったりする「賑わい屋台」が今年も行われ、表参道では、全888食の「灯明なべ」の振る舞い(2月5日・2月12日)や抹茶が振舞われる「喫茶去(きっさこ)」(2月12日)など、身も心も温まる嬉しいイベントも開催されますよ!

さらに、善光寺近くのそば店でつくる「信州門前そばの会」では、灯明まつりにあわせて、そばの食べ歩きを楽しんでもらうスタンプラリーを行います。通常の半量の「半ざる」「半かけ」を、なんと300円でご提供!参加店で食事をしたら専用台紙にスタンプを押してもらってくださいね。訪れたお店の数に応じて様々な特典がありますよ。

幻想的な美しい灯が善光寺を彩り、美味しい、楽しいイベントがいっぱいの「長野灯明まつり」。
皆さんも是非お出かけください!

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