楽園信州

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<VOL.213>I♥信州(あいラブしんしゅう)

■様々な花が咲き誇る、立科の風景に魅せられて

今から3年ほど前、古澤さんは横浜で活動しているシニアクラブ「横濱倶楽部」のメンバーとともに長野県の諏訪地方を訪れました。
そこで見た、諏訪湖や周囲の山並み、また立科でのりんごの花が咲き乱れている風景に感動したそうです。

守さん:「神奈川県にも箱根など魅力的な風景の場所はありますが、手のついていない自然を見ることができる場所はなかなかありません。立科を訪れたとき、りんごや桜、こぶしの花が一斉に咲いているのを見て、こんなに素晴らしい景色はないなぁと感動しました。これが信州の第一印象ですね。」

長野県の阿部知事が以前横浜の副市長を務めていたことや、ご友人がすでに軽井沢や上田、立科に移住していたことが決め手となって、2012年10月、信州への移住を決断しました。

守さん:「本当は友人のいる立科に、と思っていたのですが、見ていた物件が夫婦2人で暮らすには少し大きいと思って・・・。
そんなとき、佐久市からの紹介で今の家を見せていただいて、これはいい!と決断しました。
僕は、池波正太郎や藤沢周平の小説が好きなんですが、物語の中に登場していそうな古民家風の物件で、壁や天井が少しすすけているのも、なんとも雰囲気があって気に入りました。
友人達からは、これから冬の時期に向けて、いろいろなアドバイスをもらっています。暖房のこと、特に石油ストーブなんて横浜に住んでいたときは使ったこともなかったですから。
ストーブからパイプをこたつの中に入れて、あたためるとか・・・ 知らなかったですね~。移住してから初めての冬ですが、ちょっと不安もありでも楽しみです。」

※横濱倶楽部:平成21年6月に横浜を愛する皆さんが集まり発足したシニアクラブ。
当初は、横浜の建築に携わる方々の親睦団体としてのスタートでしたが、その後、建築以外の様々な業種や若い世代の方々なども加わり、現在は異業種交流をベースに、地域社会への貢献を目的とした団体として活動しています。
他の地域、第二の故郷としての地域とも交流していきたいとの会員の声を受け、倶楽部会員と関係のあった、長野県立科町との交流活動が2012年の5月から始動しています。


上段左:古民家風がお気に入りという古澤さんのご自宅。
      縁側から眺める庭も雰囲気があります。
上段右:古澤さんが代表世話人を務めるシニアクラブ「横濱倶楽部」の活動誌
下段:春には様々な花が咲き乱れる立科

■町歩きで横浜と信州のつながりを発見

古澤さんご夫妻の信州の暮らしは「とにかく町を歩く」こと!

ご自宅の近くにある公園や、美術館、商店街など、町歩きをする中で横浜と信州の意外なつながりや、様々な発見がありました。

その中でも全国的に有名なコーヒーブランド「三本コーヒー」や「キーコーヒー」を約30年以上も取り扱っているカフェを発見!(・・・コーヒーの発祥の地は横浜。)
しかもキーコーヒーを扱うお店のオーナーは横須賀の海上自衛隊に所属していたんだとか。

守さん:「岩村田商店街にある、安くて美味しい「青春食堂」や、「およげたいやきくん」で有名な、東京麻布十番にある「浪花家」からのれん分けした鯛焼き屋さんなど、今、町が寂れているところが多いけど、歩いてみるといろんな発見があるので楽しいです。
町が寂れてしまうのは、みなさん歩かないからじゃないかと思って、とにかく町場を使うようにしています。夫婦で散策するときはスカジャンを着て歩いているので、通りすがりの方などには不思議な顔で見られたりしますけどね(笑)
30~40分歩くのは健康の素!疲れているから・年寄りだからってしょぼくれちゃダメですよ。」

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