2013.11.28 [■“しあわせ”発見~信州巡り~]
<VOL.243>“しあわせ”発見~信州巡り~
~未来へつながる先進技術 活力あふれる自然と伝統の地域づくり~(2)
みなさん、こんにちは!
楽園信州・“しあわせ”発見~信州巡り~、ナビゲーターのリンダです☆
し(四季・自然)・あ(味)・わ(技)・せ(生活・文化)
の4つのテーマをもとに、長野県内各地域の魅力をご紹介している『“しあわせ”発見~信州巡り~』。
第6回目は、諏訪地域です!
前編では、諏訪湖のこれからの季節の名物・わかさぎ釣りやシルクの都・岡谷の近代化産業遺産群をご紹介しました。
★前編はコチラ
後編では、諏訪地域の自然が作り出す味と、ミュージアムの一面をもつ諏訪地域をご紹介します。
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広い敷地に寒天を天日干し!諏訪地域の冬の風景です。
提供:茅野市
<諏訪地域の自然が作り出す味>
諏訪地域の名産の一つにまず思い浮かべるのが「寒天」。
諏訪地域は日本有数の寒天製造の地で、毎年12月中旬~2月にかけて作られています。
この寒天作りが始まったのはなんと江戸時代!
行商人であった小林粂左衛門が京都の寒天を見て、自分の故郷・諏訪でも寒天作りができるのではないかと考え、冬の農家の副業として広まりました。
海に面していない長野県でなぜ「寒天」が有名なのか…
それは諏訪地域の気候が成せる技なのです。
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天日干しはひとつひとつ手作業で行われます。
提供:茅野市
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(テレビ信州:2009年1月4日)
諏訪地域の清らかな水と空気、さらに冬期の気温は日中でも氷点下を下回る厳寒!そして八ヶ岳などに囲まれた内陸部のため、積雪が少なく乾燥していること。天日干しが欠かせない寒天作りに天敵となる強風があまりないこと…
といった要素がまさに寒天作りにピッタリ!
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